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2016.07.08

投票しないのは損!?ママが選挙に絶対行った方が良い理由とは?

投票しないのは損!?ママが選挙に絶対行った方が良い理由とは?

参議院選挙がいよいよ今週末に迫りました! どこに投票するか、もう決まりましたか?

「どうせ選挙に行ったって、意味がないんでしょ?」と諦めている方もいるかもしれませんが、実はmamaPRESS世代が投票に行かないことは、実はとっても”損”なことだったんです…。

投票率の低さから、『ベビーカー優先車両』が廃止に…

子育て世代の投票率が良くないことで、実はものすごく“損をしていた”のです!
“ベビーカー優先車両設置案の廃止”という出来事があったのを知っていますか?

電車内でのベビーカーの利用に関して、他の乗客とのトラブルやドアにベビーカーが挟まってしまう事故などが頻発していることを受けて、公共の交通機関に『ベビーカー優先車両』を設置する計画が進んでいました。実際に、ママからは、「重い荷物を抱えつつ子どもを抱っこして立つなんて絶対に無理」「ベビーカー利用者だけに負担をかけないで」という声もあり、ママとしては1日でも早く導入してほしい計画です。

しかし、この計画は投票率の高い年配層の反対により廃止になってしまったんです。
反対派の意見には、「電車に乗るときは抱っこやおんぶをするべき」「ベビーカーは大きくて邪魔」「ベビーカーを使う子育て世代より車椅子や年配を優先するべき」などの声がありました。
ママとしては残念でなりませんよね…。

計画を進めていた政府にとって、高い投票率を保っている年配層の影響力はとても強いもの。反対に若年層の投票率は50%にも満たないくらい低く、影響力において年配層に負けるのは当然と言えます。

こんな現状をひっくり返すためには、子育て世代ひとりひとりが選挙に参加し、年配層に負けない影響力を得る必要があるわけです。

まだまだ海外に比べて子育てしにくい日本の現状

海外と比べてみると、日本は“子育てをしにくい国”だと言われています。

たとえば、先ほど紹介した『ベビーカー優先車両』。日本では設置中止となってしまいましたが、スウェーデンのバスなどにはベビーカー優先スペースやベビーカー専用乗降口が設けられています。

また世界的に浸透してきている男性の育児休暇についても、日本ではまだまだ否定的なムードが根強いようです。実際、育児休暇を取得できている男性はたったの2~3%ほど。

これも、子育て世代の投票率が低いことが原因のひとつなのかもしれませんね。

じゃあ、子育て世代はどこに投票すればいいの!?

「投票はしたいけど、どの政党に入れたらいいのか分からない…。」という人のために、各政党の子育てに関する政策をピックアップしてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

自民党

  • 保育士の人材確保と処遇改善
  • 保育事業の拡大
  • 児童扶養手当アップ、ひとり親家庭や子どもの多い家庭への支援アップ

民進党

  • 返済しなくていい奨学金の創設
  • 子どもの虐待、いじめ、自殺への対策を強化
  • 保育士の月給を5万円アップ

公明党

  • 保育事業拡大と保育士の労働環境整備
  • 『放課後子ども総合プラン』を実施
  • 幼児教育無償化、返済不要の奨学金創設

おおさか維新の会

  • 教育の全過程の無償化、その予算を確保
  • 認可保育園の設置を条例で決められるようにする
  • 私立保育園、無認可保育施設の保育士の処遇を大幅に改善

共産党

  • 認可保育園30万人分3,000ヶ所増設
  • 中学校給食をすすめ、学校給食無償化
  • 不登校の子どもの支援、フリースクールなどへの経済支援

社民党

  • 認可保育園を大幅に増やす
  • ひとり親家庭の就労支援、児童扶養手当アップ

生活の党

  • 月額2万6,000円の子ども手当を実現
  • 保育士育成を充実、待機児童をなくす

新党改革

  • 幼稚園、保育園の増設、保育士の給与引き上げ
  • 『こども庁』を新設

日本のこころ

  • 子どもの人数が多いほど税理上有利となる制度の検討
  • 育児休暇の充実

幸福実現党

  • 学校に宗教的バックボーンを入れた宗教教育
  • 塾を学校として認めるなど、教育の自由化を推進

ひとりひとりの一票は、決してムダではありません。
子育てしやすい国にするために、ママ自身が行動を起こしましょう!

mamaPRESSでは、どこに投票すればいいか迷ったときに便利な“投票マッチングサイト”についてもご紹介しています。こちらの記事も読んでみてくださいね。
「質問に答えるだけ!自分に合った候補者を出してくれる『選挙マッチングサービス』が話題!」

参照/
ウーマンエキサイト「行かないと損をする!? 子育て世代が選挙に行くべき理由」
政くらべ「政策比較表2016参院選【子育て・少子化・教育】」
国土交通省「国土交通省ホットラインステーションに寄せられた意見」
厚生労働省「Ⅱ調査結果の概要」
コノビー「ベビーカー車両がある!?赤ちゃん連れにも優しい国、スウェーデンのバスや電車のお出かけ事情」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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