2016.07.29
31日は都知事選!ママが気になる主要3候補の『子育て政策』を徹底比較
東京都知事選挙の投票日がついに今週末の7月31日に迫り、連日ニュースは選挙の話題で持ちきりですね。
保育園の待機児童問題などの子どもにまつわる課題を抱える東京都ですから、ママが気になるのは、やはり候補者の“子育て政策”について。
そこで、増田氏、小池氏、鳥越氏の主要3候補の子育て政策にフォーカスし、わかりやすくまとめました。
東京都内の待機児童が2年ぶりに増加!
東京都福祉保健局の発表によると、都内の保育施設に入れない待機児童の人数は4月1日時点で8,466人となり、前年と比べて652人アップしました。
保育所の定員は約1万4,000人増加していましたが、それ以上に利用申込者数が増加したため、待機児童が増えるという結果になったようです。待機児童問題の一筋縄ではいかない難しさを改めて思い知らされますね。
待機児童数の増加により、今回の都知事選の候補者も、政策の重点課題として子育て政策を掲げています。
ママとして注目せずにはいられない、子育て政策を、増田氏、小池氏、鳥越氏の主要候補者に絞ってご紹介します。
主要3候補の子育て政策をチェックしてみよう
今回の都知事選の主要3候補である増田氏、小池氏、鳥越氏の子育て政策をそれぞれ見てみましょう。
増田氏:『待機児童解消・緊急プログラム』を打ち出す
増田候補は、8,000人の待機児童を早期に解消する『待機児童解消・緊急プログラム』を策定しています。さらに、妊娠から出産、産後、子育てまでをまとめて支援する『子育て世代包括支援』の構築も提案しています。
また、女性が働きやすい環境を整え、子育てと仕事を両立できる社会を目指していくという目標を発表しています。
小池氏:待機児童ゼロを実現するための具体的な方法を示す
小池候補は、待機児童をゼロにするために保育園の受け入れ年齢や広さ制限などの規制を見直すことを公表しています。目標達成のための具体的な方法を示してくれると、投票する側としても納得した上で候補を選択できそうですね。
また、小池氏自身が女性ということもあり、女性の仕事と家庭の両立をサポートする点にも力を入れています。都内遊休空間を使って保育施設や介護施設を増やす意向も示しています。
鳥越氏:保育士の待遇の面から待機児童問題にアプローチ
鳥越候補は、いま問題視されている保育士の労働環境を改善させることで、保育士の人数増加、待機児童の減少を目指します。保育施設の整備にも意欲的です。
また、すべての子どもに学びの場を提供することを目標として設定しています。教育を受けられない子どもが0になれば素晴らしいですね。
この他の候補の政策も比較してみたい方は、こちらを参照してくださいね。
保育園の待機児童など、実際に困っているママも多いのではないでしょうか?
前回の参院選の際の記事、『投票しないのは損!?ママが選挙に絶対行った方が良い理由とは?』も参考にしつつ、子育てをしやすい環境にしていくためにも、ママの一票を投じましょう。
参照/
政治山「東京都知事選挙2016「政策比較表」」
朝日新聞「待機児童解消、訴えに熱 都内の数、2年ぶり増 都知事選」
増田寛也 オフィシャルサイト
小池百合子 都知事選挙特設ページ
鳥越俊太郎 オフィシャルサイト
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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