2016.09.25
初めの1冊はコレ!小さい頃から読み聞かせたい英語の絵本5冊
小さい頃、読み聞かせの時間が好きだったママもたくさんいると思います。筆者もその1人でした。絵本の中には知らない世界が待っていて、初めて見る生き物がいたり、聞いたことのない言葉があったり、初めて開く絵本にはドキドキとワクワクがいっぱいでした。
だったら思い切って、英語の絵本にもトライしてみませんか? 難しいことはわからなくてもいいんです。早いうちから、子どもに英語を学ばせたいと思っているママも多いと思いますが、まずは、英語に慣れ親しんでおくことが大切!
今回は、親子で楽しみながら読める英語の絵本をご紹介します。
『Ten Little Ladybugs』
出版社:Dalmatian Pr; Large ed版
赤ちゃんと一緒に英語の絵本を始める1冊目としておすすめの絵本です。0歳から4歳頃まで楽しめます。 絵本の中には、Red(赤)/Orange(オレンジ)/Yellow(黄色)の3種類のてんとう虫が合わせて10匹いて、ページをめくるごとに一匹ずついなくなっていきます。
イラストはカラフルでかわいくて、しかも立体的なてんとう虫になっているので、子どもはきっと触れずにはいられませんよ!「10、9、8、7…」とページをめくりながら、ページにあいた穴の中にいるいろんな色のてんとう虫を触るうちに、あっという間にストーリーに引き込まれていきます。
全部のページが、きれいな英語の韻をふんでいる文章になっているので、このリズムも楽しみながら歌うように読んであげると良いかもしれません。
『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
出版社:Henry Holt Books for Young Readers; Brdbk版
すでにご存知の方も多い有名な絵本ですね。分かりやすい英語で、動物が次々と他の動物を紹介していくストーリーになっています。コラージュしたような独特の絵もこの絵本の魅力の1つです。
子どもたちが理解しやすい繰り返しのリズムで、色も動物もすぐに覚えられると評判です。子ども向けの英会話教室や英語サークルでも教材として使われているそうです。1歳頃から就学前までの子どもに幅広く人気の絵本ですね。
日本語版も出版されていますが、よく見るとイラストも内容も少し違うんですね。興味がある方は、ぜひ見比べてみてくださいね。
『Three Little Kittens (Paul Galdone Classics)』
出版社:HMH Books for Young Readers; Pap/Com版
英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡『マザーグース』を元にした作品です。3匹のいたずら子猫たちをいきいきとユーモラスに描いた絵本で、読み聞かせであれば幼稚園から小学校低学年くらいまでにおすすめです。
子猫たちは、いたずらするたびに叱られ、すぐさま改善しては思いっきり褒めてもらう繰り返しのストーリーです。単純ですが、とても微笑ましく、子ども心を掴む内容になっていますよ。
言葉をよく発するようになる2歳頃からであれば、背景の家の中の様子が細かく描かれているので、猫ちゃん以外にも注目して「What is this?(これはなに?)」などと、親子で自由に物語を広げながら読み聞かせるとより楽しいかもしれませんね。
『Go Away, Big Green Monster!』
出版社:LB Kids; Nov版
穴あき絵本の面白さを100%活かした傑作です! まず現れるのは暗闇に浮かぶ黄色い目。ページをめくると、青緑色の鼻、鋭い歯の赤い口…と、だんだんに顔のパーツが出てきて、やがてモンスターの顔全体が現れる仕掛け絵本になっています。でも、それでは終わらないところがこの本の根強い人気の秘密なんです。
続きはぜひぜひ、子どもと一緒に「Go away!(あっち、いっちゃえ!)」と声をそろえながら読んでください。大きな緑のモンスターに向かっていきましょう! 2歳後半頃からであれば、内容も十分理解でき、一緒に声を出して楽しめると思います。
また、この本1冊で顔のパーツや色の名前、long、sharp、scaryといったさまざまな形容詞を学ぶことができますよ。
『No, David!』
出版社:Blue Sky Pr
やんちゃな男の子のママにはぜひ読んで欲しい1冊。もしかしたら、子どもよりママの方がお気に入りの本になるかもしれません。3歳頃から就学前までに子どもと読むのにおすすめです。
どのページをめくっても、「そんなことしないで!」と思わず叫んでしまいそうなイタズラをしている主人公のデイビッド。ゆっくり絵を見ていくだけでも笑えます。わが息子がしていたら、「あー! やめてー!」っと大声で止めますけどね。
絵本の中でも、ついにとんでもないことをしてママにひどく怒られるディビッド…。でも、涙している息子を愛情いっぱいに抱きめるママ、そして幸せな表情のデイビッドがラストに待っています。
自分の思いのままに行動したい子どもと、そんなやんちゃっ子に振り回されながらも、愛情を注がずにはいられないママの描写。きっと共感せずにはいられない親子がたくさんいることでしょう。筆者も大好きな1冊です。
親子で楽しみながら読める英語の絵本、いかがでしたか?
どれも子ども向けの絵本なので、英語に自信がないママでも読めると思いますよ。親子で笑ったり歌ったりしながら、絵本を使って楽しく英語に慣れてくれるといいですね。子ども自身が英語に興味を持つきっかけにもなったらいいな…と思っています。
YUUKI
1988年生まれ、一姫二太郎のママ。大学卒業後、テレビ局勤務を経てフリーランスに。ライターのお仕事のほか、webプラン二ングや商品プロデュースを行っている。健康オタクでもあり...
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