2015.12.05
レーザー治療で締りがよくなる!?女性器もアンチエイジングする時代に
「あれ…こんなに黒かったっけ?」ある日突然、顔にシミを見つけるように、女性器にも老化の影は忍び寄ります。誰にも明かせず、ひとりで抱えがちなその悩み。実は解決法があるのです。
女性器専門クリニックによる、女性器ケアの最前線に迫ります。
産後の女性が抱える女性器の悩みは黒ずみとゆるみの2つだった!
独身女性と比べて出産経験のある女性は、自分の性器に対して悩みを抱えるケースが多いそうです。婦人公論社のアンケート調査によると、産後の女性が抱える女性器の悩みは次の2つ。
・出産によるゆるみや痛み
「産後、久しぶりにセックスをしたら、夫に膣のゆるみを指摘された」
・形状や黒ずみの不満
「出産してからアソコの黒ずみが気になって、夫婦生活に集中できない」
以上2つの悩みに集中したそうです。
これまでは「もう、若くないんだし…」と、諦めるしか道がなかった女性器問題。ですが、顔のシミを気にするように、アソコの老化を気にするのは決して恥ずかしいことではありません。
近年、東京や大阪を中心に女性器を専門に扱うクリニックが続々と登場しています。そこでは一体どんな治療がおこなわれているのでしょうか? 調査してみました。
あの手この手の治療法で黒ずんだ女性器がピンク色に!?
まずは女性器の黒ずみについて。
そもそも女性器は毎日のように下着でこすれるため、次第に黒ずんでいくのは自然の流れ。また、産後は骨盤周りの血流も悪くなるため、黒ずみが一気に進行することもめずらしくはありません。
盲点なのは、生理用ナプキンを長時間あてることで女性器がかぶれ、色素沈着するケース。生理用ナプキンでかぶれた経験のある人は、ぜひ布ナプキンに替えてみてください。黒ずみが緩和されるはずです。
さて、ここからが本題です。すでにある黒ずみが気になって仕方ない人には、どんなアンチエイジング治療があるのでしょうか?
Q 黒ずんだ女性器をピンク色にするには?
A1 【漂白クリームでホワイトニングケア】数回分で7000円~
美容クリニックのシミとりクリームにも配合されている漂白剤『ハイドロキノン』を根気よく塗り続けることで黒ずみを薄くできる。
A2 【デリケートゾーン専用石鹸で美白ケア】1個あたり2100円~
専用の石鹸で洗うだけで、女性器の角質をやわらかくして美白効果も期待できる石鹸。入浴のたびに使い続けることで黒ずみをある程度薄くできる。
A3 【レーザー治療で黒ずみを除去ケア】1回の施術で約10万円~(範囲による)
顔のシミを除去するレーザーとは異なり、デリケートゾーン専用のパルスで気になる黒ずみを除去できる。クリームや石鹸とは違い、1回の施術で高い効果が期待できる。
お金を出せば名器は買える!? 膣の締まりをよくする治療とは?
お次は膣のゆるみについて。なぜ産後に膣がゆるんでしまうのでしょうか?それは膣や肛門を引き締める役割を果たしていた骨盤底筋が、分娩のダメージで伸びきってしまうことが原因。産後に尿漏れがおこりやすいのも同じ理由だったのです。
ゆるみの原因を踏まえたうえで、具体的な治療法をご紹介します。
Q ゆるんだ女性器の締まりをよくするのは?
A 【レーザー治療で粘膜に厚みを持たせて膣を引き締める!】1回の施術で28万円~
膣の内側にレーザーを照射してコラーゲンを増やし、粘膜そのものに厚みを持たせることで膣を引き締める方法。メスを使う膣縮小手術の場合は膣口から2~3センチしか施術できなかったものが、レーザー治療なら膣全体の引き締めが可能に!
施術は30分程度で終わり、痛みも出血もなし。一週間程度で性生活OK。引き締め効果は3年ほど持続するそうです。 経験者いわく「膣引き締めのレーザー治療は、布団の打ち直しのようなもの。一回やるだけで、膣の締りが以前とは全く違う」とか。
膣を引き締めるレーザー治療のほか、最近ではGスポットにヒアルロン酸を注入して突起を作り、セックスの快感を高める治療も人気が高いそうです。
女性器のアンチエイジングで夫婦生活を楽しく!
医療の現場では女性器のアンチエイジングが大変な勢いで進化しています。整形と一緒で否定的な意見もあるかと思いますが、女性器のアンチエイジングをきっかけに消極的だった夫婦生活が再び楽しくなることも。 長い人生を前向きに生きるための選択肢のひとつとしてなら、ありなのではないでしょうか。
深山由佳理
高円寺在住のフリーライター。5歳の娘、1歳の息子のママ。短大卒業後、アルバイトのひとつとして始めたライターがいつの間にやら本業に。現在は女性コミック誌やオトナの通販カタ...
詳しくはこちら