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2018.03.25

氷上の華、フィギュアスケートを子供に習わせるには?

氷上の華、フィギュアスケートを子供に習わせるには?

ピョンチャン五輪で金メダルに輝いた羽生結弦選手、素晴らしいパフォーマンスで会場に大きな感動を与えた宮原知子選手。

フィギュアスケートはオリンピック以外にも多くの大会があり、とても人気ですよね。氷上で素敵な衣装に身をつつみ華麗に舞うスケーターをみていると、「我が子にも習わせてみたい」なんて思う親御さんもきっといらっしゃることでしょう。また、子供のほうから「やりたい!」と言ってくるかもしれませんね。

しかし、フィギュアスケートは習い事としてはあまり一般的とはいえないもの。いつから始めたほうがいいの?どれくらい費用がかかるの?など気になるところを紹介していきます!

早く始めたほうがいい?

今や0歳の赤ちゃんから通える習い事教室も多く、習い事によっては早く始めたほうがいいと勧められることもありますよね。では、フィギュアスケートはどうなのでしょうか。

関東のスケート教室では、3歳から通えるコースを開講しているところもあり、早い子では3歳ぐらいから通い始めているようです。

フィギュアスケートは早ければ早いほどいいというわけではなく、小塚崇彦さんは5歳、鈴木明子さんは6歳からフィギュアスケートを始めていることからも、4歳、5歳、小学生から始めても特に問題はありません。

3歳、4歳頃は本格的に氷上をすべるというよりも、遊び感覚で慣れ親しんでフィギュアスケートを好きになるという要素のほうが強いようです。

どんなレッスン?

レッスンでは子供の年齢やレベルに合わせたカリキュラムで指導が行われます。氷上で基本のすべりを学んだら、フラフープを運んだり並べたり、お友達と手をつないで滑るなど遊びの要素を取り入れながら楽しく教えていきます。

そのあと、後ろ向きに滑る、片足で滑る、ジャンプをするなど習得具合に合わせてステップアップしていきます。技術的に難しいジャンプやすべりになると習得まで数か月かかることも……。

そういうときには忍耐力と精神力が必要になり、子供たちの「スケートって楽しい」「もっと上達したい」という気持ちが大切です。

フィギュアスケートのメリットとは

フィギュアスケート教室では、フィギュア界でも有名なコーチや元オリンピック選手が講師を務めていることもあり、場所によっては現役選手が練習しているところを見られる可能性もあるのだとか。

フィギュアスケートファンにはたまらない環境ですし、子供たちは間近で選手を見られて意欲が刺激されそうですね。

さらに、スケーティング技術を身につけることで自然に体幹筋が鍛えられて姿勢が良くなる、体力がつくなど身体的なメリットもたくさんです。また、技術を習得するときに必要な忍耐力や精神力も同時につくので精神面でも大きく成長することができます。

発表会に可愛らしい衣装を着られるのは女の子にとって嬉しいものでしょう。フィギュアスケートは身体的にも精神的にも良いことがたくさんです。

デメリットはお金がかかること

一方でデメリットは、他の習い事と比較すると費用面での負担が大きいことです。

月謝は週1回・60分程のレッスンであれば5000円から1万円程ですが、ある程度のレベルにまで上達して個人レッスンを受けるとなると30分3000円、スケートクラブ会員となると年100万円程はかかります。

さらに、スケート靴は安くても3万円からで子供の成長に合わせて買い換えていく必要があるため、気軽に通える習い事とは言えません。

月謝は他の習い事とそれほど変わらなくても他の部分で費用がかかるのがネックといったところではないでしょうか。

フィギュアスケートはどうしても親御さんの経済状況が関係する習い事です。

子供がフィギュアスケート教室に通うのであれば、事前に経済面でのサポートが可能であるかを考え、長期的な見通しを立ててから始めたほうがよさそうですね。

Photo/Susanne Nilsson

記事提供:ならいごとキッズマガジン

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