2017.06.04
1歳からでもOK!虫歯予防には『フッ素塗布』がオススメ!
“フッ素を歯に塗布することで虫歯になりにくい”といったことを聞いたことはないでしょうか?
6月4日は“虫歯予防デー”! 今日は虫歯を防ぐのに効果的といわれている『フッ素』について考えてみましょう。
歯医者さんでやってもらえる『フッ素塗布』って?
フッ素を歯の表面に塗ることで、歯のエナメル質を強化し虫歯による酸化を防いでくれるのです。さらに、歯垢に含まれる細菌への抗菌効果も期待できます。また、虫歯から守るだけでなく、歯の表面を滑らかにしツヤツヤと輝いて見せる効果もあるんです。
フッ素塗布はいつからできるの?
いつからフッ素塗布を始めれば良いかということに関しては、実は歯医者さんによって見解が異なります。
ある歯医者さんによると、前歯の乳歯が生える1歳前後から定期的に塗布することによって、その後の虫歯予防において高い効果が表れているそうです。これを踏まえると、基本的にはフッ素塗布は1歳から始めることができるということになりますね。
ただ、子どもの生活環境や食生活などの習慣などさまざまな視点から虫歯のリスクを考えたり、子どもの歯の状態を診てからフッ素塗布をするべきかどうか判断する方針の歯医者さんもいるので、実際には歯医者さんに診てもらってから行うのが安心といえそうですね。
フッ素塗布しても油断は禁物!
フッ素塗布をしてもらったとはいえ、甘いものを食べすぎたり、歯磨きをおろそかにしてしまうと当たり前ですが虫歯になってしまいます。フッ素はあくまで虫歯予防の補助をしてくれるものと考えて、しっかり歯のケアをしてあげましょう。
フッ素塗布は正しく理解して利用することで初めて効果が表れるものです。
塗布してもらったら何となく安心してしまいがちですが、そのまま虫歯をさぼりがちになって結果虫歯になってしまったということのないように、しっかりおうちでもケアして虫歯を予防してあげたいものですね。
PHOTO/Billion Photos/shutterstock
参照/
歯チャンネル88「乳幼児のフッ素塗布は何歳からが適当でしょうか?」
デンタルサロン・プレジール「『フッ素』は歯にどのような働きをするの?フッ素のメリット・デメリットは?危険はない?」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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