2021.09.23
2021年秋は “自粛むくみ にご注意を!むくみ対策の味方は、トマトジュース??
最近は、緊急事態宣言でなかなか外に出る機会がないですよね。 特に共働きのママは、テレワークを行ってたりしていると家で座りっぱなしだったり・・・。 そんな自粛生活が続くと「自粛むくみ」になってしまうかもしれないです。 あまり自粛むくみという言葉は聞いたことがない方もいると思いますが、どうやら自粛生活が原因でむくみやすくなる可能性があるようです。
“自粛むくみ”を引き起こす三つの原因
「むくみ」を引き起こす三つの原因をご紹介します。
①運動不足からの筋力の低下
長引く自粛生活とテレワークによって日常的な歩行頻度が減り、慢性的な運動不足による脚の筋力低下が起きます。脚の筋肉は血液を心臓へ送るポンプ作用の機能があるため筋力が低下すると血流が悪くなり、むくみを引き起こします。また、座りっぱなしによる太ももやお尻の圧迫によるリンパの流れの停滞もむくみを起こす原因と言われています。歩行頻度が減り脚の筋力が低下することで起きる血流の悪化や「座りっぱなし」による太もも、お尻の圧迫で起きるリンパの流れの停滞も影響します。
②「食欲の秋」と偏った「おかず食べ」による塩分過多。
「食欲の秋」と呼ばれているように秋は食欲が医学的にも増進すると言われています。食欲を抑える働きをもつ「セロトニン」は太陽を浴びることで体内に分泌されます。夏に比べ秋になると日照時間が短くなり、太陽を浴びる機会も減りセロトニンの分泌量も減少することから秋になると食欲が増えるそうです。 また最近はダイエットのために炭水化物を抜いて、「おかず食べ」をする人も増えています。「おかず」だけを食べるといった偏った食生活は、塩分過多になりがちで、むくみを引き起こしているとも言われています。
③季節の変わり目の冷えと気温差による自律神経の乱れ
過ごしやすい秋とはいえ、まだ汗ばむ日もあり夏を引きずった生活やファッションをしてしまいがちです。夏の感覚のまま冷たいものを摂り過ぎたり薄着や素足の生活をしていると体を冷やし、血行が悪くなった結果、むくみを起こす原因となります。また秋は低気圧と高気圧が交互に通過し、気温が乱高下します。この気温差が自律神経の乱れを起こしてしまい、体内の水分調整がうまくできず、むくみを起こしてしまうと考えられています。
むくみ対策にはカリウム豊富な“トマトジュース”がおすすめ!
カリウムにはナトリウムによる血圧上昇を抑制したり、細胞の浸透圧を調整することで体内の水分のバランスを調整する働きを持っています。また、ナトリウムと相互に作用して筋肉の動きを正常に保つ働きがあります。
そのために血流や水分バランスが原因のむくみにも最適な栄養素です。カリウムは野菜類や果物類、海藻類など植物性の食品に多く含まれており、
カリウムを手軽に摂取ができるものとして、トマトジュースがおすすめです。トマトジュース1パック(200g)あたりカリウムを約520㎎(※1)補給できます。日本の成人に必要と言われている接種目安量(男性:2,500 mg/日、女性:2,000 mg/日)を毎日摂るためにも活用できます。
※1:日本食品標準成分表参照
※2:厚生労働省が「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で定める食事摂取基準P273~274:
日本成人 男性の摂取目安:2,500 mg/日 女性の摂取目安:2,000 mg/日
厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」の結果P68~69:
日本成人(20~30代) 男性の摂取平均:約2091mg 女性の摂取平均:約1832mg(小数点第1位四捨五入)
トマトよりも実は、トマトジュースの方がおすすめ
トマトジュースは実はトマトより手軽にむくみに効果があるカリウムを摂取できます。トマトM1個(165g)の摂取とトマトジュース1パック(200ml)の摂取を同じ手間と仮定した時、下記のような差があります。
参照:トマトとトマトジュースの栄養価の違いを比較!ー管理栄養士永吉 峰子
トマトジュース(200ml)は、トマトM1個(165g)に比べて、カリウムが約1.5倍含まれます。 また、トマトジュースを飲むのは朝が最もおすすめです。むくみを感じるのは仕事などのデスクワークや疲労がたまる日中なので、その予防という意味で朝がよいです。またリコピンについても血中濃度が最も高く残るのは朝に接種した時になるため、どちらの面からも朝がおすすめになります。
監修:みやま市工藤内科 院長 工藤孝文先生
秋は、自粛むくみを防ぐために、トマトジュースを飲んで予防していってみてはいかがでしょうか?
mamaPRESS編集部
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