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フード

2016.05.14

手作りできるオイルって?次にくる『ギー』に注目!

手作りできるオイルって?次にくる『ギー』に注目!

美容や健康に良いとされるオイルは次々と新しいものが出てきますが、次に注目したいのは『ギー』。インドの伝承医学アーユルヴェーダで使う三大薬の一つです。薬とはいってもギーの正体はなんと『バターオイル』。しかも自宅で作れちゃうオイルなんです!

ギーは便秘解消やアンチエイジングなど、さまざまな効果あり!

ギーの効能はさまざま。飲んでよし、つけてよし、の万能さがうれしいポイント!

例えばなかなか寝付けない夜には、暖かい牛乳にギーを小さじ1杯程度入れて飲むと、体も温まって寝付きが良くなる上、翌朝のお通じも良くなります。また、朝白湯にギーを入れたものを飲むと、強力な便秘解消効果が期待できるんだとか! 便秘で困っているという人は、お薬などに頼る前に一度試してみると良いかもしれません。

その他にも、マッサージオイルに使うのも◎。しわが目立ちにくくなったり、肌がふっくらしたりとアンチエイジング効果も期待できるそう。塗り終わったあとには軽くふき取るかお湯で軽く流すようにしてくださいね。

また、傷ややけどのケアにも効果的。患部に直接塗ることで回復を早めてくれて、傷跡も残さずきれいに治してくれます。

作り方はとっても簡単!

ギーは市販もされていますが、自分でも簡単に作れます。

準備するもの

  • 無塩バター
  • 木べら
  • キッチンペーパーもしくは清潔なガーゼ
  • ボウル

作り方

  1. まず鍋に無塩バターを入れて、弱火から中火くらいの火加減で木べらで混ぜながら焦がさないようにゆっくり加熱します。
  2. 沸騰したら木べらの出番は終了。少し火力を弱めて引き続き煮詰めていきます。ポンという音を立てながら泡(不純物)が浮いてきます。
  3. しばらく煮詰めていくと泡がどんどん大きくなってきます。大体40~50分ほどすると音がしなくなり、金色の液体と沈殿物に分かれるので、この液体をキッチンペーパーで濾してボウルに移します。
  4. 熱が取れたら煮沸消毒などをした清潔な瓶に入れて冷暗所で保存して下さい。大体6ヶ月くらいは保存が可能です。

摂取量は1日30ccまで

料理などにも使えるギーですが、バターで作っているだけあって1gあたり9kcalと高カロリー! 1日の摂取量は30ccまでに抑えるようにするのが正解です。自分の体調と相談しながら調整してくださいね。

バターの代わりにトーストやホットケーキに塗るもよし、お味噌汁にいれてみるもよし。ギーでクミンシードを加熱してから野菜を煮込むと、ブイヨン代わりになってコクが出ますよ。ただ、から揚げやてんぷらなどの揚げ物には適さないので注意してくださいね。

インドではとてもメジャーなギーですが、日本ではまだまだあまり知られていません。名前だけ聞くと不思議なオイルの気もしますが、実は無塩バターが原料と聞くと抵抗がなくなる人も多いのでは? 体の中からも外からも使える万能オイル、常備しておくと便利そうですね。

参照/ 美肌×レシピByスキンケア大学「眠れない夜は牛乳にひと匙のギーを」
おいしいギー(精製バター)の作り方
スキンケア大学「自宅で簡単アーユルヴェーダ!ギーの作り方」

mamaPRESS編集部

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