2017.05.08
白髪染めの常識!オシャレ染め、セルフカラー、美容室のヘアカラーとの違いとは?
白髪染めとオシャレ染めの違い!
年齢を重ねると出てくる髪の悩み…白髪。
白髪が見えると、見た目年齢がグッと上がり、老けて見られます。
そこで、白髪に関してよく聞くお悩みや疑問をお答えしていきます。
「今まではオシャレ染めをしていたのだけれど、白髪が出てきたので白髪を染めたい。オシャレ染めと白髪染め、どちらをすればいいの??」
という事を、よくお客様からご質問いただきます。
答えは、白髪を分からない様にしっかり染めたければ「白髪染め」、白髪が分かっても良くて髪を明るく染めたい・色味を楽しみたいなら「オシャレ染め」です。
白髪染めのカラー剤は、オシャレ染めのカラー剤に比べ、白髪を染める色素が多く含まれているので、白髪がしっかり染まります。その反面、明るく染めれなかったり、色味が表現しにくいです。
カラーの明るさを表す「レベルスケール」というもので説明しますと…。レベルスケールはレベル1~20まであり、数字が低いほど暗く、高くなるほど明るくなります。白髪染めのカラー剤で染められる明るさは、8レベル~9レベルぐらいです。(カラー剤メーカーによって差があります。)
最近は、白髪が染まらなくても、明るさや色味を重視してオシャレ染めする方も多く、白髪部分にハイライト(メッシュ)等をする事もあります。どちらで染めればいいかお悩みの方は、信頼している美容師さんにご相談してみてください。
美容室のカラー剤と市販のカラー剤との違い!
ドラッグストア等に並ぶカラー剤。とても多くの種類があり、どれを選ぶか迷いますよね。
美容室にもたくさんの種類のカラー剤があり、最近では、「イルミナカラー」や「THROW」や「ORDEVE Addicthy」といった、ファッション雑誌等でも取り上げられる有名なカラー剤もあります。
では、美容室のカラー剤と市販のカラー剤の何が違うかと言うと、答えは「ほとんど同じ」です。
同じと言うと語弊があるかもしれませんが、髪が傷むのはどちらでも傷みますし、染まるのもどちらでも染まります。
ただ、1つ大きく違うのが、美容室では塗り分けができます。新しく伸びてきた髪の毛と、前回より以前に染めた髪の毛は、カラー剤を塗り分けないと、ダメージが大きかったり、均一に染まらなかったりします。
それを市販のカラー剤でしようと思うと、プロの美容師でも難しいです。
美容室では、最低限のダメージを心掛け、数種類のカラー剤を使い分け、ヘアカラーで色や立体感をデザインしていきます。そこにはプロフェッショナルの技術があるので、とても素人の方にはマネできません。
という事で、オシャレにしたい、髪の毛を綺麗に染めたい、ダメージを最低限にしたい、という方は、絶対美容室でカラーをしてください。
美容室とセルフの白髪染めの違いは??
美容室の白髪染めと市販の白髪染めでは、違いがよく分かります。
まず、白髪が染まる明るさですが、美容室の白髪染めの方が、白髪もしっかり染まって、明るくもなります。(8レベル~9レベル)
ダメージに関しましても、美容室の白髪染めの方が傷みにくいです。
もちろん、その美容室で使用しているカラー剤にもよるので、気になる方は担当していただく美容師さんにご確認ください。
白髪に関する悩みは尽きませんが、上手く付き合っていく方法を、ぜひ信頼できる美容師さんに相談なさってください。きっと解決してくれますよ。
美容師/齋藤 孝司(hair salon coji)
記事提供:AUTHORs Beauty