貧困に苦しむ子どもを無料で散髪！京都NPO団体の活動に「素晴らしい！」の声多数

今、日本では子どもの貧困が社会問題になっています。
京都のとある美容室では、髪を切る経済的余裕のない家庭の子どもに無料で散髪をするという取り組みを実施。この『ハピハピカット』が今、ネットで反響を呼んでいるんです！

貧困に苦しむ子どもたちを無料で散髪する『ハピハピカット』

2014年の厚生労働省の調べによると、日本の子どもたちの約16.3％が貧困を抱えて生活をしています。経済的に余裕がない家庭の子どもたちは、見た目までお金をかけられず、学校や社会生活で見た目の印象からいじめられてしまうことがあります。
そんな貧困に苦しむ子どもたちを救う活動の1つとして、京都市のNPO団体が、無料で散髪をする『ハピハピカット』という取り組みを開始しました。

ハピハピカットの仕組みとは？

NPO団体『そらいろプロジェクト京都』が主体となって実施しているハピハピカット。その仕組みは次の通りです。

1. 子どもたちがチャリティーグッズの包装や発送のお手伝いをする
2. そのお手伝いや仕事の報酬として、『ハピハピカットチケット』を受け取る
3. ハピハピカット協力店舗でチケットを使って散髪をしてもらう

SNSでも賞賛の声が！

Twitterには、この取り組みに対してたくさんの賞賛の声があがっています。

ハピハピカット、素晴らしいな…?
自分もこういうことをしたいよ

— こ〜ん (@sasisosumamamum) 2016年11月17日

この取り組みに共感する人が増え、さらに広がっていくことを願います。

こういうの、すごくいいと思う。
きちんと 何かの報酬として受け取ったチケットなら子どもも気後れせず堂々と来れる。

無料で散髪ハピハピカット　京都、子どもの貧困対策に（朝日新聞デジタル） – Y!ニュース #Yahooニュースアプリ https://t.co/RjdFAvMRVM

— ネコショート (@nekoshort) 2016年11月16日

単なるボランティア活動ではなく、社会参加にもつながり、子どもにとっても良い経験になりそうですね。

「こども食堂」だけじゃない、取り組み。ただ切ってもらうだけじゃなくて、こどもが社会と関わりを持てるような仕組み。
でも本当はこんな仕組みがなくてもいい方が、きっといいんだけど

無料で散髪ハピハピカット　京都、子どもの貧困対策に https://t.co/65S3H54puj

— beatmaniacs (@beatmaniacs) 2016年11月17日

1番良いのは、貧困に苦しむ子どもたちがいなくなることですよね。

あなたもこの活動を応援できる！

ハピハピカットの活動は、寄付金やチャリティーグッズの売上利益によって運営されています。グッズの中には子どもたちが作った缶バッジも。そらいろプロジェクト京都の理事長である美容師さんは、地域の支援団体と店が協力し、この仕組みが各地に広がることを望んでいるそうです。この活動を応援したいという方はチェックしてみて下さいね。

出典：そらいろプロジェクト京都「そらプロオリジナルチャリティーグッズの通信販売」

缶バッジなどの購入はこちら

寄付はこちら

ただカットをするだけではなく、子どもたちの社会参加を促し、心のケアまでできそうな素晴らしい取り組みですね！　このような活動がさらに広がるとともに、貧困の根本的な解決へとつながることを願います。

参照／
YAHOO！ニュース「無料で散髪ハピハピカット　京都、子どもの貧困対策に」
そらいろプロジェクト京都「ハピハピカット」