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フード

2019.03.31

【沖縄出身ライター厳選】沖縄の家庭で本当に食べられている健康食材5つ

【沖縄出身ライター厳選】沖縄の家庭で本当に食べられている健康食材5つ

今では通販やアンテナショップで気軽に買うことができる沖縄の食材。最近だと品種改良などの影響で食べやすくなっている食材も多いのですが、でもやっぱり普段地元の人が食べている素朴な野菜や果物がいちばん体にいいと思うんです。

そこで、沖縄県出身の筆者がおすすめする、本当に体にいいと思う県産品を5つ厳選してご紹介します!

フーチバー(ニシヨモギ)

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20190311 ベランダ菜園よもぎ(フーチバー)祭り フーチバーチャンプルー カツオ昆布出汁、泡盛で煮た煮豚、マーミナー(もやし)、ニンジンシリシリ、泡盛、鰹節、唯一味など カツオ昆布出汁で煮た煮豚、八角などの自家製チャーシュー カニカマ、野菜、手作りドレッシングパリパリサラダ 煮豚、よもぎ、豆腐煮 お昼のお弁当 薬膳スープ (昆布、鶏肉、生姜、月桂樹の葉、花椒、八角、甘草、豆豉、大豆、クコの実、チンゲンサイ、エノキ、中国酢など) ヒジキ雑穀米 (米、胚芽押麦、もちきび、アマランサス、黒ごま、白ごま、ゆかりなど) #よもぎ #フーチバー #チャーシュー #マーミナー #泡盛 #沖縄 #お弁当 #唯一味 #旦那手料理 #hasbandhomecooking #おうちごはん #wine #晩酌 #ビール

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フーチバー、またの名を『ニシヨモギ』といって、写真を見ても分かるように本州で食べられている『ヨモギ』と形がそっくり。でもヨモギより若干葉先がトゲトゲしていて、苦味が少ないのが特徴です。

フーチバーの“フーチ”は『病』を意味し、“バー”は『葉』のこと。名前の通り、腰痛、神経痛、胃腸炎、冷え性など、さまざまな病の症状改善が期待できる食材として重宝されてきました。昔は、産前産後の健康維持に食べる人も多かったようです。

私の実家ではこんな風に、そばやお味噌汁などの汁物に投入することが多かったです。独特の香りが料理に加わって、食欲が増進しますよ。今思えばパクチーみたいな位置づけだったのかもしれませんね。

田舎ではわりとそこらへんに生えていて、子どもの頃はフーチバーをお味噌汁に入れるために近所によく摘みに行っていたのはいい思い出です。

出店:Amazon

アンテナショップの他、通販で鉢植えを買うこともできるので、気になったかたはぜひ!

ハンダマ(金時草)

出典:Amazon

葉の裏が紫色で、加熱するとややヌメリが出ます。沖縄では古くから“不老長寿の薬”、なんていわれているほど体にいいとされてきた食材です。

ビタミン類や鉄分の他、葉の紫色の部分には抗酸化作用が期待できるポリフェノールやアントシアニンが含まれているので、特に女性にはおすすめの野菜なんです。

煮てもよし、炒めてもよし、あえてもよし! 用途が広い食材なので、家庭によって食べ方はそれぞれ。私の実家では炒めて目玉焼きの横にそえたりしていました。見た目に反して、味はわりと淡白なので食べやすいですよ。

最近だと、こんな感じでおしゃれなサラダにする方もいるようです。鮮やかな紫色でインスタ映えしますね!

ニガナ(ホソバワダン)

ニガナ、つまり苦い菜っ葉! 見た目はどことなくチンゲン菜に似ていますが、ピリッとした独特の苦さがあって、それがクセになるおいしさ! 風邪のひきはじめや胃腸にもいいとされ、かつては薬草としても利用されていたそうです。

豆腐とピーナッツで和える『ニガナの白和え』は沖縄ではよく知られた料理。ニガナ特有の苦味にコクと甘みが加わって、いくらでも食べられます。お酒のおつまみにもピッタリですよ。

バンシルー(グァバ)

本州ではグァバと呼ばれているトロピカルフルーツで、「これなら知っている!」という人も多いのでは? 熟すと南国果実特有のあま~い香りがただよってきますが、さっぱりした甘さで食べると口の中に爽やかな酸味が広がります。

ビタミンCがレモンの2倍も含まれおり、美容にもいいフルーツなんです♪

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【バンシルージュース】 ご近所の心優しい老夫婦からのおすそわけ♡お宅のお庭の立派な木にたわわに実ったバンシルー。 今年は実が付くのが遅かったし小さいね~、とおっしゃっていましたが、こちらのお母さんが作るバンシルージュースは今年も絶品です? お客様と一緒に、季節の味を楽しませていただいています? 他にもバンシルーの実をおすそわけくださった方々、ありがとうございました? 今度ピローネ蒸留ラボにて、この香り高い葉っぱと実で芳香蒸留水もとってみます(^^) ※トロピカルフルーツの「グァバ」のことを沖縄方言で『バンシルー』といいます? 【追記】グァバはビタミンC含有量がアセロラに次いで2位と言われているそうですよ!ビタミンB群も。 夏の終わりのお肌に・健康にありがた~いフルーツですね✨ #バンシルー #グァバ #沖縄ではメジャーな果物 #豊かな時間 #読谷アロマアンドカフェ #ピローネ

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沖縄では庭にバンシルーの木を植えている家庭もあって、実をおすそ分けしてもらってジュースにする人も。生ジュースはトロトロ濃厚な口当たりで、私も大好きでした。

出典:Amazon

ちなみにジュースなら、通販でも気軽に手に入れることができますよ。

パパヤー(パパイヤ)

大きく広がった葉に、たわわに実ったパパイヤ。THE・南国の植物!って感じですよね。パパイヤ(方言ではパパヤーっていいます)の実は、沖縄では青いうちはお野菜として食卓に並び、黄色く熟したらデザートという位置づけになるんです。

青いパパイヤを千切りにして炒めれば、シャキシャキとした食感がおいしい『パパヤーイリチー(パパイヤの炒め煮)』の出来上がり♪ ツナやポークと一緒に炒める家庭も多かったです。

熟したパパイヤはカットするとこんな感じに。酸味はほとんどなく、こってり濃厚な味わいです。

パパイヤはタンパク質を分解するパパインという酵素が含まれているので、特に青パパイヤは肉料理と一緒に食べると消化を助けてくれますよ。パパイヤは産後の母体にいいとされ、母乳の出がよくなるともいわれています。まさにママに食べてほしい食材ですね。

あまり馴染みのない食材も多かったかもしれませんが、気になった方はぜひ沖縄に遊びに行った際に地元のスーパーなどで探してみてくださいね♪

TOP PHOTO/piyaraya/Shutterstock
参照/ OKINAWA CLIP「島の恵み、島の味 25 フーチバー」
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑「ニシヨモギ」
おきレシ「ハンダマ」
故郷に残したい食材「ハンダマ」
おきレシ「ニガナ」
旬の食材百科「パパイヤの栄養価と効果」
おきレシ「パパイヤ(野菜)」
甘み物産展公式ブログ「グァバとはどんな果物?スーパーフードと言われるグァバの栄養素」

mamaPRESS編集部

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