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2018.07.18

わずか15分で危険レベルに…!車内での子どもの熱中症を防ぐポイントは?

わずか15分で危険レベルに…!車内での子どもの熱中症を防ぐポイントは?

夏に気をつけなければならないのが子どもの熱中症です。特に車内では、暑さがこもって熱中症になりやすいともいわれています。

熱中症になると体温が上昇し、頭痛やめまい、意識障害などの症状が表れ、最悪の場合は死に至ることもあります。我が子がそうなる前に、車内の熱中症対策について知識を深めておく必要があります。

今回は子どもの車内での熱中症対策についてご紹介します。

子どもの車内での熱中症、甘く見ると大変!

車内は狭いので、熱さがこもりがちになり、日陰であっても熱中症になる可能性が高くなります。

ある調査では、スーパーなどの駐車場に子どもを車内に残した状況を想定して熱中症の危険度を測定したところ、エアコン停止後わずか15分で、熱中症指数が危険レベルに達したという結果も!

とくに乳幼児の場合は体温調節機能が未発達なため、短時間で体温が上昇して、死を招くリスクが高いのです。たとえほんの数分でも、車内に子どもを残すことは避けましょう。

車内の熱中症を防ぐポイント1:前後の座席の温度差に注意

車内の熱中症を防ぐ対策として、クーラーの使用は必須です。車に乗る前は、車内の熱を逃がすため窓を少し開けてクーラーをかけましょう。

ここで気をつけたいのが、前後の座席の温度差です。

後部座席は前の座席に比べて空気の流れが少なく、エアコンをかけていても暑く感じやすいのだとか。とくに後部座席用にエアコンの吹き出し口がない車は、前後の座席で2~3℃温度差が生まれる場合も!

後部座席に吹き出し口がない場合は、ルーバーをやや上にあげて後部座席まで風を送る工夫をしましょう。車内用のミニ扇風機を取り付けるのもおすすめです。

車内の熱中症を防ぐポイント2:窓ガラスからの日差しを遮る

車内の温度を上げる要因は、窓ガラスから入り込む日差し。車の窓ガラスにはカーフィルムやカーテンを取り付けるなどして、日差しを遮る工夫をしましょう。駐車内のサンシェード装着もおすすめです。

日差しが強いとせっかくエアコンをかけていても、車内の温度を効率よく下げることができません。日差しを遮ることは、エアコンの効きを良くするのにも役立ちます。

車内の熱中症を防ぐポイント3:水分補給はこまめに

子どもの車内での熱中症対策

Photo/pratan ounpitipong/Shutterstock

子どもが後部座席で寝入ってしまうと、暑さに気が付かないまま汗をびっしょりかいて、熱中症だけでなく脱水症状を起こしてしまう場合もあります。

熱中症や脱水症状の予防には“こまめな水分補給”も重要です。水分を意識的に摂ることができない小さな子どもには、ママがしっかり注意して水分補給させてあげるようにしましょう。

また、熱中症は水分だけでなく体内のミネラルが減ってしまうため、スポーツ飲料やイオン飲料などで、体内にミネラルや塩分を素早く吸収させることがポイントです。

まだ本格的な夏ではなくても、車内で熱中症は起きます。夏場は外気温が30℃を越す日も多くなり、対策を怠ると車内が50℃を超えることもあるので危険です。

特に子どもは体力もなく熱中症にかかりやすいため、これからの季節は細心の注意を払いましょう。

TOP PHOTO/Maria Sbytova/Shutterstock
参照/ JAF「交通安全とエコ」
AllAbout「真夏の長距離ドライブで気を付けておきたいこと」
車なんでも.com「暑い時期の車内での熱中症対策!子供の守る方法と対策カー用品!」
ヘルスケア大学「熱中症対策に効果的な飲料」

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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