2015.11.27
不眠に視力低下も!子どもが見るスマホやパソコンの『ブルーライト』対策は済んでる?
スマホやパソコン画面のライトにはブルーライトが含まれており、人体に悪影響があると言われています。なるべく子どもには見せない方が良いですが、なかなかそうはいかないもの。そこで今回は、簡単にできるブルーライト対策を紹介します!
ブルーライトにより視力低下や不眠などの症状が!
ブルーライトは、パソコンやスマホの画面から出る青色光のこと。目に見える光の中では最も強く、紫外線に近いエネルギーです。波長が短く強いので、網膜に直接届き、視力低下だけでなく不眠の原因になります。
ブルーライトを見ると目が疲れるため、肩こり・腰痛・偏頭痛になることも。また、紫外線に近い光なので、体が昼だと勘違いして、夜眠れなくなったり、精神的にも不安定になったりします。
特に成長過程の子どもは外部からの影響を受けやすいので、注意が必要です。最新のゲーム機はLEDディスプレイを使用しており、ブルーライトが多く発されます。夜布団に入る直前までゲームをしたり、パソコンで動画を見たりしていると、刺激が強すぎてなかなか眠りにつけないことも。
子どもの成長には良質な睡眠が必要なので、夜はなるべくディスプレイは見せずに、ゆったり過ごして布団に入りましょう。
最近は、部屋の照明にもLEDライトを使用したものが多くなりました。明るさを調節できるのなら、夜は暗めにした方が良いですね。
ディスプレイの明るさを下げて
まず、一番簡単で効果的な対策は、ディスプレイの明るさを下げること! ブルーライトだけでなく、光そのものの明るさを下げるので、始めは暗く感じるかもしれませんが、次第に慣れます。見にくく感じない程度にまで下げるのがオススメです。
ディスプレイにブルーライトをカットしてくれるフィルムを貼る方法もあります。スマホ用は1500円程度、パソコン用は2000円程度で購入可能です。
ちなみに筆者のパソコンは子どもが動画を見るので、このフィルムを貼って、さらにディスプレイも暗くしています。スマホも明るさをかなり暗くして使用しておりますが、眩しくなくてちょうど良いです。
ブルーライトカット機能のついたメガネも
最近は、ブルーライトをカットする機能のついたメガネも販売されています。子ども用には、度の入っていないプラスチック製のメガネもあるので、パソコンやゲームをするときだけかけさせても良いのでは? 2000円程度で購入可能です。
ただし我が家の場合は、ブルーライトカット機能のついたメガネをつけさせていましたが、いつのまにか外していることが多かったので、結局ディスプレイの明度を下げてフィルムを貼るのが一番安心だと思いました。
ブルーライト対策で何よりも大切なことは、そもそもゲームもパソコンも見せすぎないこと。特に、寝る前は控えましょう。親子で話し合って、時間を決めて楽しめるといいですね!
しみず
都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...
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