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2016.10.04

10月4日は投資の日♪子どもも投資できるってホント!?

10月4日は投資の日♪子どもも投資できるってホント!?

10月4日は『投資の日』。日本でも、少しずつ子どもの頃からマネー教育が必要という風潮になってきつつあります。実は、子どもの頃から投資にチャレンジすることも不可能じゃないんです。

子どもでもできる投資って?

投資といえば、『株式投資』を思い浮かべる人が多いでしょう。株式投資をするためには証券会社の口座を開設することになります。実は、SBI証券やマネックス証券などでは、未成年でも口座開設が可能なんです。

ここでは、ネット証券大手のSBI証券の例で見ていきましょう。主に、次のような条件で子どもも口座を開設できます。

  • 満20歳未満で未婚の場合
  • 親権者(主に父母のどちらか)がSBI証券のインターネット取引口座を開設している
  • 親権者全員の同意がある(同意書が提出できる)
  • 常に親権者が取引を管理する
  • 満15歳未満の場合、実際に口座で発注をする人は親権者(もしくは未成年後見人)となる

満15歳以上になった場合は、子どもが実際に取引することもできちゃうんですね! ただし、もちろん親の管理下にあることは必須です。

未成年口座でできるのは低リスクの投資

何でもできてしまうわけではなく、やはり未成年口座は一般口座に比べて制限が多いようです。しかし、比較的低リスクの下記の3つはほとんどの未成年口座でできると思っていていいでしょう。

(1)株式(現物取引)

『株式(株)』は、株式会社が資金を集めるために発行するもの。株を購入すると、その会社のオーナーの1人になります。その会社の株を高い割合で持っている『大株主』は、経営に影響を与えることもあるほど。

株の値段(株価)は日々変わるため、購入したときよりも株価が上がり、そのときに売れば利益を得ることができます。また、『配当金』として会社の利益が分配されるケースも多いです。ただし、購入時よりも株価が下がり、そのときに売れば当然損失がでますし、配当金の有無や割合は企業によって異なります。

『株主優待』といって、株の所有数に応じて優待が得られるケースも多いです。もちろん、株式の取引そのものがメインなので、あくまで『サブ』的なものであるということを忘れてはいけませんが、注目すると親子で楽しめますね。

(2)債券

『債券を購入する』ということは、『債券を発行した政府や企業にお金を貸す』ということです。

決められた期間が終わればお金が戻ってきますし、毎年利息も支払われるという仕組み。企業が破たんするようなことがなければ、貸したお金に加えて利息が得られることが約束されているため、低リスクだといえるでしょう。

ただし、破たんリスクがなく、信用できるのかどうかをしっかり見極める必要があります。あくまで目安ですが、第三者による『格付け』をチェックすると信用度がわかりやすいです。一般的に、信用度が高ければ同じお金を出しても得られる利息は少なくなります。

(3)投資信託

『投資信託』は、ほかの投資家たちの資金と合わせて自分の資金を預け、投資の専門家に運用してもらう形式です。投資家たちから集めた資金を元手に複数の株式や債券などをプロが購入・運用していき、その結果得られた利益が投資家たちに分配されるのです。

「具体的にどんな株や債券を選べばいいかわからない…」という場合にも使えますね。プロに任せられるという点と、少ない額から投資を始められる点もメリットです。

ただし、元本は保証されていません。つまり、運用がうまくいかなければ資産が減ってしまうリスクがあるのです。また、運用結果がどうであろうと、プロに対してあらかじめ決められた報酬を払わなくてはなりません。

投資信託といってもたくさんの種類があり、そのなかでもリスクの高い・低いが異なりますので、条件をよく見て検討したいところです。

非課税のジュニアNISAもおすすめ

2016年から始まり話題の『ジュニアNISA』もあります。これも『未成年口座』ではあるのですが、これまで説明してきたような未成年口座とどう違うのでしょうか?

ジュニアNISAは、『NISA(少額投資非課税制度)』と同様、非課税枠があることが大きな特徴です。配当金・分配金・譲渡益に関する税金が、毎年80万円、累積最大400万円までかかりません。要は、投資で利益が出た場合に、本来払わなくてはいけない税金が、一定の条件までは免除されるんですね!

そのほか、

  • 実際に口座で発注をする人は、子どもが未成年の間、ずっと親権者となる
  • 子どもが18歳になるまで自由な出金ができない
  • 1人1口座のため、一度金融機関を決めて口座をつくったら、(その口座を廃止しなければ)金融機関の変更ができない

という点は知っておきたいところです!

贈与税対策や教育費を貯めるために活用されるケースも多いようですが、もちろん子どもと相談しながら投資をすれば、マネー教育につながります。

あくまで主体は親!

いずれにしても、投資である以上、当たり前ですが損をするリスクがあります。株価が下がるなどして、元本割れ(投資した金額よりも資産が減ること)することがあるのです。

例えば、投資信託と一口にいっても種類は山ほどあり、運用の仕方によってリスクの高い・低いがありますし、債券も破たんする可能性がある以上、『満期まで待てば安心』とは限りませんね。リスクがあることはしっかり認識し、子どもにも常に言って聞かせたいものです。

何かあっても責任は親がとることになります。必ず目を離さず管理しましょう。

幼いころから投資に触れるメリットも

しかし、幼い頃から投資に触れるメリットはやはり見逃せません。『儲ける』という目的ではなく、『世の中のお金の動きを知る』ということを目的に置いてみるといいでしょう。

早くからマネー教育をしていけば、一人暮らしを始めるときや、成人して独り立ちする際に、お金に関する感覚や知識を十分持つようになる可能性が高まります。

「まわりがやっているし、なんか儲かりそう!」という軽い気持ちでリスクの高い投資に手を出し、大損して人生が変わる大人はたくさんいます。子どもがそうなってしまう前に、しっかりとした金融の知識を身につけてもらいたいものですよね。

アメリカの多くの州では、義務教育のなかでマネー教育がなされています。小学校、中学校、高校で金融に関する教育を受けている子どもが多く、日本よりも投資がずっと身近です。

無理をする必要はありませんが、子どもによっては早ければ小学校高学年頃からできる子もいるでしょう。中学生・高校生の頃には、少しずつでも金融に関する知識を身につけていけるといいですね。まずは親が投資に関する会話や説明を積極的にして、興味を持ったときがチャンスです。

日本では投資教育が遅れているため、現状では、親が積極的に伝えようとしなければ、子どもが早くから経済的な知識を十分身につけるのは難しいケースが多いかもしれません。

投資である以上、資産が減る可能性があるというリスクは十分に理解しておかなければいけません。でも、もし興味があるなら、低リスクのものからはじめてみてはいかがでしょうか。

参照/ 初心者の株式投資道場「未成年(子供)でも株式投資が出来る証券会社」
SBI証券「口座開設(未成年のお客様)」「ジュニアNISA」
野村証券「5分でわかるはじめての債券入門」
楽天証券「株初心者入門講座」「投資信託を学ぶ」
ほぼ日刊イトイ新聞 どうして投資をするんだろう?「ニッポン、遅れてる!?」

村山明日香

村山明日香

神奈川県在住。三十路に突入しました。元雑誌編集者で、現在はフリーライター&エディター。やんちゃすぎる2人の子どもたちの育児をしながら、合間に執筆やチェック作業。おカタい...

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