2017.10.14
太り方には2つのタイプがある?ダイエットで痩せにくい『固太り』の原因と解消法とは?
痩せにくいと言われている「固太り」 その原因とは?
「固太り」という言葉をご存知でしょうか?
同じように「太っている」状態でも太り方の違いで、痩せやすいタイプと痩せにくいタイプがあるようです。
そしてこの「固太り」タイプの人は、なかなか痩せにくいと言われています。
「固太り」とはいったいどういった状態なのでしょうか?
ロングセラーのダイエット食品『マイクロダイエット』を展開するサニーヘルス株式会社が、「固太り」に関する調査レポートを公開。今回はその内容をご紹介します!
こんな人は「固太り」かも!? 太り方のタイプの見分け方
「固太り」と、そうではない太り方はどのようにして見分ければいいのでしょうか?
下に「固太り」の人の特徴をまとめています。自分自身が固太りなのかどうかチェックしてみてください。
・太っていても筋肉量が多いように見える
・全体的にがっちりした印象
・上半身よりも下半身が太く見える
・肉をつかみにくい
・便秘がち
・食事量や内容を見直したり運動をしたりしてもなかなかやせない
太っている人は大きく分けると、見た目が柔らかそうな「ぽっちゃりタイプ」と、肉質が固そうに張っている「固太りタイプ」の2つのタイプに分かれます。
なぜ固太りになってしまう?
固太りは以前に長期間に渡りスポーツをしていてやめた人がなりがちで、筋肉の間に脂肪が入りこんでいる「霜降り肉状態」のため固くなっています。見た目だけでなく、実際に触ってみてもぽっちゃりタイプよりも固いです。
スポーツの経験が特にないのに固太りしている人の場合は、血流が悪いことが原因に多くあるようです。
体の冷え、冷え性、ストレスが多い、慢性疲労、長時間同じ姿勢でいる、姿勢が悪い、運動不足などが血流の悪化に繋がります。
血流が悪いと新陳代謝が滞り老廃物が排出されるまでに時間がかかり、古くなって弾力を失った細胞が留まることになります。こうなると「固太り」になってしまいます。
血流が悪いと固太りだけでなく、肌は乾燥気味になり、シワ・シミが目立つ、ケガの治りが遅いなどのトラブルも現れます。
固太りタイプのダイエット方法
固太り解消は、血流を良くすることが重要なポイントです。「食事」、「運動」、「生活習慣の改善」の3つを組み合わせると相乗効果が得られます。
【食事】
固太りは食事制限ではやせにくいという特徴があります。そこで見直すべきは、食べる内容です。体を温めて血流を良くするためには、量ではなく食べる内容を変えてみましょう。
冷たい食べ物・飲み物を好んで日常的に口にしていると、どうしても体は冷えやすく血流を悪くしてしまいます。口に入れるものは、なるべく常温~温かいものにするのが鉄則です。
また、食品には体を温めるものと冷やすものがあります。体を温めるものを積極的に摂るようにしてみてください。
【運動】
固太りの人が激しい運動(無酸素運動)をすると、速筋という固い筋肉がつき、固太りの解消にはなりません。ウォーキング、ランニング、サイクリングなどの有酸素運動やストレッチ、ヨガなど、ゆっくりとした運動が効果的です。
血流が良くなり、基礎代謝のアップやインナーマッスルも鍛えられるので、固くなった脂肪が燃焼しやすくなります。
固くなっている部分をもみほぐすようにマッサージすることも日課にして、運動と合わせてトライしてみてください。
【生活習慣】
生活習慣は体型に直結しています。
物理的な冷えはもちろんのこと、自律神経の乱れも血流を悪化させ固太りを招いてしまいますから、それを整えるような生活に切り替えましょう。
まず食事のタイミングです。
食事はなるべく決まった時間に規則正しく食べるようにします。そうすることで「体内時計」が正しく機能するようになり、体の様々な機能も適切に働くようになります。
朝食抜きや夜遅い時間の食事は体内時計を狂わせ、太りやすくなってしまいます。
そして、入浴の習慣化も大切です。
人の体は、日中はアクティブモードである交感神経が、夜はリラックス・休息モードの副交感神経が優位になるようにできています。
これを司る自律神経は、ストレスの影響を受けやすく乱れやすいので、夜は入浴で体をリラックスモードに切り替えてあげましょう。
シャワーだけで済ませずに、38~40度のお湯にゆっくり浸かるようにします。
血流を良くし体を温める作用だけでなく、副交感神経が優位になりリラックス効果があるので、質の良い睡眠が得られます。お湯の温度が高いと神経を興奮させる交感神経を刺激してしまいます。
入浴後、温まった体が冷めてくる頃合いの30分~1時間後に眠りにつくようにすることで、質の良い睡眠が得られます。
固太り対策のポイントは、とにかく体を冷やさずに血流を良くすることです。
今回ご紹介したうちのどれか一つだけよりも、併せて取り入れることで相乗効果が得られます。固太りだけでなく、冷え性対策にもおすすめの方法です。
▼microdiet.netの記事ページ『「固太り」ってどうしたらいいの?原因と解消法は?』
https://microdiet.net/diet/001103.html
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記事提供:AUTHORs Beauty