2018.11.18
いつから?相場は?気になる“子どものお小遣い事情”
“お小遣い”は、子どもにお金の管理の仕方などを学ばせるいい機会。でも、ほかのママたちは、いつから子どもにお小遣いをあげているの? 相場はどのくらい? 気になる子どものお小遣い事情はどうなっているのでしょうか。
お小遣いは、お金の意味や価値を理解できるようになってから!
いつからお小遣いを与えるかについてはそれぞれの家庭の方針によってかなりバラつきがありますが、ひとつの目安としては“小学校に入学してから”。お金の意味や価値を理解し始め、算数の授業がある程度進んで数字に関しての理解も深まってくるタイミングで、お小遣いをスタートする家庭も多いようです。
ただし、定期的にお小遣いを与えている家庭は小学校低学年で約2割、高学年でも約半数で、家庭によっては“必要に応じて”だったり、お手伝いや成績に応じた“成果報酬”とするなど与え方はさまざまなようです。
気になる相場はいくら?
では、実際にお小遣いを与えているという家庭ではいくらに設定しているのでしょうか。相場を見てみましょう。
ベネッセがお小遣いをテーマに行ったアンケート調査によると、多かった回答は低学年で500円未満、高学年で500~1,000円未満でした。ちなみに中学生になると1,000~2,000円前後、高校生は4,000~5,000円未満といった感じに金額も大きくなっていきます。
お小遣い額で迷ったら、ひとつの参考にしみてはいかがでしょうか。
子どものお小遣いの使い道も把握しておこう
お小遣いを渡したらそれで終わり、ではありません。子どもがお小遣いをどんなことに使っているのかも把握しておきたいところですね。
お小遣いの使い道として多いのは、マンガやゲームなどの購入、友達へのプレゼント代、出かけるときの交通費や外食代など、趣味や友達付き合いなどです。
中には洋服代などに使うという子もいますが、基本的には学用品や洋服など“生活の必需品”に関しては親が支払っているという家庭が多いようです。
お小遣いを渡すときのルール
お小遣いを渡している家庭では、それぞれルールを決めている場合も多くあります。
例えば、金額に関してのルールでは“スポーツや学業の成績に応じてアップダウンする”“本人の希望額を聞いて決める”“家族間で相談して決める”“年齢に応じて決める”など。
渡したあとも、お小遣い帳をつけるなどしてしっかり管理できるよう教える家庭や、敢えて多めの金額を渡すことで金銭感覚を養っているという家庭もあるようです。
気をつけたいのは、子どもが無駄使いをした場合の対応。思わず「無駄使いしちゃダメ!」などと口出しをしたくなってしまうものですが、ここはグッと我慢。
子どもも失敗を繰り返しながらやり繰りを学んでいくので、困ったり迷ったりしていそうなときには「それは本当に今買うべきもの?必要なもの?」など、本人が考えるよう軽くアドバイスしてあげる程度で、あとはそっと見守ってあげるのがベストです。
子どもの頃からお金に触れて扱うことは、金銭感覚を養っていくうえでもとても大切だそう。ここでご紹介した相場なども参考にしつつ、それぞれの家庭に合った方法で子どものお小遣いの与え方やルールを考えてみてはいかがですか?
PHOTO/A3pfamily/shutterstock
参照/
ベネッセ教育情報サイト「お小遣いは月に1度が定番! 使い道はマンガ、ゲーム、プレゼント!?」
ベネッセ教育情報サイト「気になる子どもたちのお小遣い事情」
AllAboutマネー「子こどものおこづかいの相場は?」
ウチコト「【平均はいくら?いつから渡す?】子どもに「お小遣い」を渡す時のコツ9つ」
laxic「いつから、いくら渡す? 子どものお小遣いについて考えよう」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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