2016.07.24
あなたの子どもは大丈夫?増える子どもの『偏平足』
昔の子どもと比べて、家でゲームなどで遊ぶことが多くなった現代っ子たち。また、車や自転車など便利な乗り物も普及し、元気に走り回ったり自分の足でしっかり歩くという機会が激減しました。
その結果増えているのが“子どもの偏平足”です。
歩行困難や痛みなどが問題の偏平足
人間の足は本来『土踏まず』と呼ばれる少しへこんだ部分があります。生まれたばかりの赤ちゃんにはありませんが、8歳くらいになる頃から形成されはじめます。では、この土踏まずがきちんと形成されずに偏平足になった場合、どんな問題があるのでしょう。
土踏まずの大きな役割は、立ったり歩いたりするときにバランスを取る、バネの代わりになる、衝撃を吸収するなどです。これが偏平足になってしまうと、歩行困難になったり、疲労感や痛みを感じやすいなどの問題が出てきます。子どもの足が偏平足ならば、できるだけ早い段階で改善してあげることがとても重要なのです。
子どもの足をチェックしてみよう!
子どもの足が偏平足かどうかをチェックする簡単な方法があります。お風呂から上がってすぐの足が濡れた状態で、新聞紙の上に足形をつけます。土踏まずの部分も濡れていたら偏平足の可能性あり。
8歳くらいまでの子どもはほとんど偏平足ですが、それ以降も偏平足だったら、これからご紹介する方法で改善していきましょう!
4つの方法で偏平足を改善しよう
しっかり歩く
土踏まずがなくなる原因ともいえる運動不足や歩行不足を解消するために、日頃から意識してしっかり歩く習慣を付けましょう。少しの距離なら車や自転車を使わずに歩く、エレベーターやエスカレータではなく階段を使ってみる、天気の良い日にはなるべく外で体を動かして遊ぶなど工夫してしっかり足を使うように心がけましょう。
家の中では裸足で過ごす
靴下を履いた状態よりも、裸足の方がしっかり床を蹴ることができます。
足に合った靴を選ぶ
靴は大きすぎても小さすぎてもダメです。自分の足にきちんとあったものでないと、しっかりと地面を蹴って歩いたり走ったりすることができません。靴を買うときには子どもの靴選びをサポートしてくれるシューアドバイザーなど、プロにサポートしてもらうと安心です。
足の指の運動を取り入れる
つま先立ちや足指じゃんけん、ビー玉を足の指でつかんで移動させるゲーム、タオルに本などの重りを置いて足の指で引き寄せるなど、足の指をしっかり動かしてあげましょう。
意識しないと案外気づきにくそうな子どもの偏平足。まずはお風呂上がりのチェックを試してみてくださいね。改善には歩行や運動不足の解消が一番です。普段運動不足を感じているママも、子どもと一緒に散歩をすれば、自分の運動にもなって一石二鳥ですよ!
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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