2018.03.14
幼児だってチャレンジできる!子供たちの「得意」を伸ばす検定って?
親なら何か一つでいいから子供には得意なものをもって欲しいと思うものですよね。親の願いを押し付けずに、子供のやる気を引き出しながら勉強やスポーツを続けさせるには、まずは目的や目標が必要。
子供は特に賞状やメダルに憧れもあるので、勉強するついでに何か検定への合格を目指してみるのもいいかもしれませんよ。
今回は、幼稚園・保育園生でも狙えそうな、日常の勉強の延長にある検定をいくつかご紹介します。
好奇心いっぱいのお子さんにおすすめ!「ファーブル検定」
昆虫の面白さや自然の不思議さを知ってもらうために、2003年から始まったこの検定。昆虫知識を問われる検定ではないので、小さなお子さんでも参加できます。
テストは会場開催ではなく、自宅で書きあげ郵送。答案(レポート)は、自分で調べたり詳しい人に尋ねたりして書き上げるものです。そうして答えた昆虫や自然に対する観察力や好奇心が、評定の対象になります。
合格者には合格証書とマスターバッチを進呈。バッチは受検するコースによって11種類も用意されています。昆虫好きの子供ならバッチ欲しさに検定に夢中になること間違いなしですね!
大好きな積み木を使って回答「実用数学技能検定」
幼児に数学ってちょっと難しそうなイメージがありますが、幼児でも受験可能なのはこの検定の中の「かず・かたち検定」。SSコースなら5までの数、そして丸、三角、四角の形を区別できるか、GSコースなら10までの数の理解、そして、丸、三角、四角の積み木を使って遊べるか、などの問題が用意されています。
合格すると、立派な合格証がもらえるので本人たちのやる気アップにつながりますよ。
おうちにいながら受検可能?「JAPEC 児童英検」
英語教室に通っているお子さんにおすすめの検定。早ければ、4歳から6級を受験することが可能です。筆記試験はなく、テストはヒアリングとリスニングのみ。「聞く力」と「話す力」を総合的に正しく評価してもらえます。
さらに、おうちにいながらインターネットで受験できる『JAPEC こどもe-検定』も登場。こちらは、リスニングテストのみですが、簡単に力試しできるのでとても人気。どちらの検定も合格者には、立派な合格証が届きます。
注目度ナンバーワン!「珠算検定」
右脳を発達させ、様々な能力が向上するとして再び注目を浴びつつある「そろばん」。計算力のアップはもちろん、集中力がつき、ひらめきや記憶力の向上も期待できるようです。
そんな何とも嬉しい効果がいっぱいのそろばんを子供たちに続けさせるためには、やはり検定の受験でモチベーションアップを狙いましょう。
まずは、10級(2桁の計算能力)からスタート。年齢制限はないので何歳からでも受験可能です。
幼児向けの検定って意外とたくさんあるんです!お子さんにたくさんの知識と学びを与えるきっかけに上手に生かしてくださいね。
Photo/John Morgan
参考/
ファーブル検定事務局
日本数学検定協会
日本児童英語振興協会
日本珠算連盟
記事提供:ならいごとキッズマガジン