2016.04.26
手作りせっけんで子どもと一緒に清潔習慣を身につけよう☆
あたたかくなってきて、お外遊びが楽しいこの季節。どろんこで帰ってきたあとは、キレイに手洗いができる習慣を身につけたいものですよね。まずは、いつものせっけんを我が子仕様に変えてみたらいかがでしょうか?
今回は、安全でとっても簡単に作れるせっけんの作り方をご紹介します。自分で作ったものだから、子どもたちも進んで手洗いをしてくれること間違いなし♪ お休みの日に子どもと一緒に楽しくせっけんを作って、この春のうちに、清潔習慣を身につけちゃいましょう!
苛性ソーダを使わないから安全!楽しく作れるせっけんづくりの材料
今回紹介するのは、無添加せっけんを溶かして、自分の好きな香り素材を混ぜて固めるだけで完成する、とっても簡単なレシピ。本格的にせっけんを作るときに使う薬品“苛性ソーダ”を使わなくていいので、より安全に作ることができます。
材料は以下の通り。すぐに手に入るので、忙しいママでも気軽に挑戦できますよ。
【材料】
- 無添加せっけん(固形でも粉でもOK)または手作り用のせっけんの素
- やけどしない程度のお湯または温めたハーブ抽出液/ハーブティー
└せっけん素材の30%くらいを目安に - お好みのハーブパウダーやハチミツ、オイルなど
└せっけん素材の5〜10%程度 - 好みの精油(入れなくてもOK)
└入れる場合は、せっけん素材の1%以下を目安に(精油1滴は通常約0.05mlなので、せっけんが100gであれば20滴まで) - 耐熱性のチャック付きポリ袋
ハーブやオイルは、合わせ方によってまったく違う香りになるので、自分好みのものを選ぶとせっけんづくりをさらに楽しめます。いくつかママが選んでおいて、その中から子どもに選ばせてみても良いかもしれませんね。精油は妊娠中の人や幼い子どもの使用が禁止されているものもあるので、あらかじめ使えるかどうかを確認しておきましょう。
混ぜて固めて…料理みたいにできちゃうせっけん作りのプロセス
材料がそろったら、いよいよせっけん作りです!
基本の作り方は以下の通り。
- 用意したせっけん素材を耐熱性ポリ袋に入れ、お湯またはハーブ抽出液を少しずつ加えてこね、耳たぶぐらいの固さにする。めん棒や空きビン(ビール瓶、ワインの瓶など)を使うと手早く混ぜられます。
- ハーブパウダーやハチミツなどのお好みの素材を加えてさらによくこねる
- 精油を入れる場合はここで加え、練り込むように混ぜる
- せっけんのツブツブを感じなくなるくらい十分に混ざったら、せっけん生地を袋から出して粘土細工のようにして形を整える
- 整えた形を壊さないようにして風通しのよい日陰で2週間ほど自然乾燥させる。せっけんの下に割り箸を2本置いて浮かせておくと下の方もよく乾く。固まったら完成☆
混ぜてこねて成型するだけだから本当に簡単☆ 子どもも飽きずに楽しめますよ。肌の弱い方は、ゴム手袋を着用して行うとより安全に作ることができます。また、はちみつやミルクなどの食品を入れる場合は、腐ってしまう恐れがあるので、少量にしておきましょう。
お好みの型に入れたい場合は、4の後に湯煎にかけてさらに柔らかくしてから、袋の端を切ってラップを敷いた型に絞って入れればうまくできます。子どもの好きな型に入れたり、大きめのせっけんを作って中にキャラクターの小さなおもちゃを入れたりすれば、子どももせっけんを自らすすんで使いたがるかもしれませんね。
安心感、好みの香りや色、作る喜び…メリットがいっぱい
香りや色、形を自分好みにして楽しめるのが、せっけん作りの醍醐味。「思い通りにできているかな」と期待しながら、せっけんが固まるのを待つワクワク感は格別です♪ また、「食品でもこだわる原料の産地を、せっけんでも見極められるのがいい」という体験者の声も。
子どものアレルギーで悩むママでも、手作りせっけんなら安心して使わせられますね。自分で作ったせっけんには愛着がわくもの。自分用の特別なせっけんなら、子どもも毎日の手洗い習慣が身につきそう! さらには、指先を使ってこねたり形を作ったりすることで、子どもは創造力や指先のトレーニングにもなり、うれしいことが盛りだくさんです。
『安全性の高いものを』と思いつつ、なかなか自作には至らないせっけん。ですが、こんなに簡単で安全に作れるならば、材料さえそろえておけば、お休みの日や雨の日などに気軽に始められます。完成したときの喜びも大きいので、リピートする人も多数いるようですよ。お休みの日にぜひチャレンジしてみてくださいね!
参照/
石鹸百貨「子供でも簡単! 手作り石鹸の作り方」
Woman excite「雨の日におすすめ! 子どもと一緒にアロマ練り石けんづくり」