2015.10.22
秘密は『早起き早寝』だった!キレない子どもにする生活リズム
昔から『早寝早起き』というキーワードは、子育ての上での基本とされて推進されています。その言葉の通り、朝は早くに起きて夜は夜更かしせずにサッと寝る、という意味なのですが、実はこれ『早起き早寝』という言い方が正解なんです。
子どものしつけにも是非取り入れたいこの習慣。そこで今回はその効果と続けるコツなどをご紹介します。
朝日を浴びて生活のリズムを整える
人間はそもそも昼行性の生き物です。主に朝から昼にかけて活動し、夜には体を休めるというのが本来の生活リズム。それをきちんと守ることによって、体や心を最大限に発達出来るようにプログラミングされているのです。
また、朝日を浴びることによって体内時計がリセットされ、睡眠・体温・ホルモンなどの一日のリズムをきちんと刻めるようになります。 これらをちゃんと守ってあげることが、子どもの健やかな成長には必要不可欠というわけなんですね。
リズムが狂うとどうなるの?
では、このリズムが狂ってしまうとどのような事が起こるのでしょうか?
先ほど朝日を浴びることによって体内時計がリセットされると言いましたが、その朝日には『セロトニン』という心を穏やかに保つ神経伝達物質の活動を高める働きがあります。
具体的には、生命の維持に必要な機能を担ったり、言語や思考など人間らしさを保つ働き、衝動心を抑制したりする働きです。 そしてもうひとつ、『メラトニン』という眠りを誘ったり、細胞を守ったりするホルモンがあるのですが、これは日光を浴びて役15時間後に分泌されます。
夜に明るい光を浴びていると、メラトニンを出にくくしてしまうというデメリットがあります。夜更かしや朝寝坊を繰り返して生活リズムが狂ってしまうと、心や体の健康に害を及ぼすのはすぐに理解できますよね。
その他にも、子どもに必要不可欠な『成長ホルモン』は、夜寝ている時に盛んに分泌されています。このタイミングで十分な睡眠を取ることが大切と言えるのです。
キレやすい子どもにしないためにも
生活リズムが崩れることによって、体温のリズムも崩れてきます。そうすると、午前中に頭がしゃきっと出来ずにぼーっとしてしまったり、疲れやすかったりと言う悪影響が出てきます。
また、早起き出来ないことで朝ごはんを食べたり排便を済ませたりする時間がゆっくり取れないままになってしまい、イライラしたり物事に集中出来なかったりします。
睡眠や生活リズムが大切とされるのにはこんない深い理由があったのです。早寝をするにはまずは早起きしてしっかり活動し、夜に寝付きやすくすることが大切なんですね。つまり『早起き・早寝』というわけです。
夜なかなか子どもが寝付かなくて困っているというママは、まずは早起きの習慣からしっかり付けるようにしてみてはいかがですか? しっかり朝日を浴びてから活動すれば自然と寝付きも良くなるはずですよ。
mamaPRESS編集部
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