2016.07.28
夏はキケンがいっぱい!食中毒からお弁当を守る4つのコツ
気温や湿度が上がるこの時期は、お弁当の食中毒リスクが高まるシーズンです。毎日のお弁当でどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。
“詰める前“から気をつけて
お弁当のおかずに気を配るのはもちろんですが、詰める前の『お弁当箱』にも気をつけなくてはいけません。キレイに洗えているのは当たり前。水滴が付いている場合はきちんとふき取ってから詰めましょう。
また、お弁当を詰める前にお酢で湿らせたキッチンペーパーでお弁当箱を拭くとお酢の殺菌効果により、よりいたみにくいお弁当に仕上げることができますよ。
“冷めてから詰める”のひと手間が大事
朝の忙しい時間は5分でも早く準備をしてしまいたいもの。だけどアツアツのおかずをお弁当箱に詰めるのはNGです。温かい状態でお弁当箱へ詰めてしまうとお弁当箱内の温度が高い状態が続くので雑菌が繁殖しやすくなります。必ず冷ましてからお弁当箱へ詰めましょう。
そして、お弁当箱へ詰めるときはなるべく素手で触る機会を減らすことも大切です。キャラ弁やデコ弁など愛情を込めたい気持ちはもう少し涼しくなるまでとっておきましょう。
この時期『マヨネーズ』は避けた方がベター
お弁当の定番ポテトサラダもこの時期は注意が必要。ジャガイモやマヨネーズはいたみやすい食材なので、できるだけ避けましょう。
彩りを考えて、ついヘタのついたまま入れたくなるミニトマトですが、それもNG! ヘタの部分に雑菌が繁殖しやすいため、洗ったあとはヘタを取り、キッチンペーパーで拭いてからいれましょう。また、ハムやちくわなど生で食べられる食材も、この季節は火を通して食べるレシピを選んだほうがよいでしょう。
いたみにくいひと工夫を
お弁当のおかずの中でも、いたみを防いでくれる食材もあるんです。
いたみを防ぐ食材
- 梅干し
- お酢
- しそ
- カレー粉
- はちみつ
梅干しやお酢はいたみを防ぐ食材の代表のようなところもありますが、実ははちみつやカレー粉にもいたみを防ぐ効果があります。生野菜をそのまま入れるのではなく、同じく殺菌効果のあるはちみつとお酢でマリネにしてから入れる、いつもの照り焼きを今日はカレーソテーにしてみるなんていかがですか?
最近では100円ショップなどでもお弁当の上に載せる抗菌シートが売られています。お弁当用の小さい保冷材なども売られていますが、冷たいお弁当に抵抗のある筆者はなかなか手が出ませんでしたが、おかずの工夫とこの防腐剤シートで何とか暑い季節を乗り切っています。
毎日のこと、気を配るのは大変ですが、おいしく安全なお弁当で子どもの笑顔を作ってあげたいものですね。
参照/
MARCH「幼稚園に痛みにくい手作りのお弁当を!食中毒を出さない工夫」
AJINOMOTO Park「お弁当づくりのコツ」
minami
1984年生まれ。新卒で入社した会社で求人広告の書き方を覚え、人に何かを伝えることの楽しさを知りました。退職後は求人関連のコラムを書いていました。今は4歳と1歳の怪獣2匹に囲...
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