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フード

2019.02.11

高級炊飯器は不要!?おひつがあればご飯がおいしくなる!

高級炊飯器は不要!?おひつがあればご飯がおいしくなる!

近頃、家電量販店には、高級高性能の炊飯器が数多く並んでいます。

この光景を見ていると、「ごはんのおいしさは炊飯器の値段で決まる?」と思ってしまい、つい新しい炊飯器に買い替えたくなってしまいそうですが…いえいえ! 日本には最新の高級炊飯器がなくてもご飯をおいしくしてくれる伝統的な便利アイテムがあるのです。それは『おひつ』

『ごはんのきほん レシピを見ないで作れるようになりましょう。』(SBクリエイティブ)の著者で料理家として有名な有元葉子さんは、「炊きあがったご飯をおひつに移す」ことを推奨しています。このひと手間で、ご飯が格段においしくなるのだそう…!

今回は、おひつがごはんをおいしくする秘密についてご紹介しましょう。

なぜおひつでご飯がおいしくなるの?

おひつは杉・サワラ・ヒノキなどの天然の木からできていて、しっかり“呼吸”をしています。そのため、炊き上がったご飯をおひつに入れると、余分な水分をほどよく吸い取ってくれて、ちょうどいいおいしさに保ってくれるのだとか。

だからちょっと水加減を失敗したなというときでも、炊飯器からご飯をおひつに移しておけば自然とちょうどいい加減のかたさに♪ また、天然の木の自然な香りもご飯をおいしくさせる秘密のひとつです。

さらに、天然の木ならではの防腐効果や通気性がごはんが痛むのを防いでくれるため、たとえ夜炊いたごはんでも、おひつに入れておけば朝もおいしく頂けます。木に吸収された水分が、ご飯を乾燥からもほどよく守ってくれるのです。

おひつを上手に使いこなすコツ

おひつを使えばごはんがおいしくなるからといっても、ただ入れればいい、というわけではありません。

次のようなポイントを押さえておくと、おひつの効果を最大限に活かすことができますよ!

炊飯器で保温はしない!炊いたらすぐにおひつへ移そう

電気炊飯器で保温しておくとご飯の水分と同時においしさもどんどん失われてしまいます。炊いたごはんはすぐおひつに移しておきましょう。

ご飯の冷凍も、おひつからがベスト

ご飯を冷凍するときも、炊飯器から直接しゃもじでよそったものを冷凍するのではなく、一度おひつにうつしたご飯をラップして冷凍するようにすると、ご飯を一番おいしい状態で冷凍できます。

その際のご飯の包み方もポイント! きれいな正方形にしたり平らに成形して冷凍するのではなく、お茶碗によそうときのようにご飯をしゃもじですくってラップにのせたら、そのままの形で包むようにします。

こうすることで、空気を含んだふっくらごはんのまま冷凍できます。

醤油や調味料の匂いうつりに注意

炊き込みごはんや醤油などの調味料が含まれたご飯は、おひつに匂いうつりしてしまうこともあるので要注意。おひつのほんのりとした木の香りとご飯の味を楽しみたいので、余計な匂いなどがつかないように気をつけましょう。

一般的な家庭では、おひつは決して生活必需品ではないかもしれません。決して安いものでもなく、よく洗ってしっかり乾かすという手間も必要なアイテムです。

でも、このアイテムを上手に活用することで、毎日の食事が手軽に、グッと豊かにさせることが期待できそうです。

もし今炊飯器の買い替えを検討しているママは、買い替える前に今の炊飯器とおひつで、おいしいご飯を試してみませんか?

TOP PHOTO/KPG_Payless/Shutterstock
参考文献/「ごはんのきほん レシピを見ないで作れるようになりましょう。」著者:有元葉子(SBクリエイティブ)

mamaPRESS編集部

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