2017.03.22
こんなに大変なのに…!「今が一番かわいいときよ」はママを苦しめる呪いの言葉?
みんな通る道!先輩ママたちの乗り越え方
Photo/Sergiu Birca/Shutterstock
筆者が今回この記事を書こうと思ったのは、NPO法人マドレボニータ『産後セルフケアインストラクター』として活動されている4児の母、吉田紫磨子さんのブログがきっかけでした。
吉田さんは、筆者が当時感じていたモヤモヤ感を、見事に表現してくれていました。
吉田さんは次のように言っています。
私の場合、そんな言葉をたくさん言われた時期が産後うつで、記憶がなかったり、写真もほとんど撮れてない。…もうかわいくなくなっちゃうのーーー!?って。
でも、子育てを始めてたった14年ですが、わかってきたことがあります。
「愛玩動物」的な可愛さは、0歳児が最強ですが、
違う可愛さ、違う魅力がこの先、どんどん子どもに加わります。
…赤ちゃんパンダのような愛くるしさはなくなっても、個性も人格も豊かになって…だから育児って楽しい。『今が一番可愛い時よ』…しんどい時には呪いのように聞こえたけれど、これから先もっともっと違う種類の楽しみがやってくる!
引用/日刊シマン
この投稿に対し、たくさんの反響が寄せられました。
同じように感じているママやパパも多いですが、みんなそれぞれ上手に気持ちを切り替えたり、受け入れたりしながら乗り越えているようです。
例えば、「いつかわいくなくなるんだ? もう少しで終わりか?」なんてパパと一緒に笑い飛ばしていたというママや、きょうだいができてステージごとのかわいさがあることに気がついた、というママもいました。
筆者の場合、今娘は6歳。だいぶ一人でできることが増えて、お友だちが大好きになって、そこで悩んだりしたり、生意気なことを言ったりしていますが、まだまだ子ども。
忙しいときに手伝ってくれたり、ときに私の人生相談にものってくれるようになり、頼りにもなってきました。赤ちゃんの、「今が一番」と言われたときより、私にとってははるかにかわいい存在です。
だからもし今わが子をそこまでかわいいと思えなくても大丈夫! これからどんどんかわいくなりますよ。
そしていつか、「あの頃が一番かわいかった」と思うときがくるのかもしれませんね。その境地に達するまで、お互いにがんばりましょう!
PHOTO/Speedkingz/shutterstock
参照/
「産褥記 産んだらなんとかなりませんから」著者:吉田紫磨子(ブックウォーカー)
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