2017.11.15
子供の想像の世界に広がりを!親子で一緒に映画デビューのすすめ
小さな子供の育児中は、なんとなく足が遠のいてしまう場所のひとつ“映画館”。でも、少しずつテレビやDVDを落ち着いて見ることができるようになってきたら、「親子で一緒に映画もいいかな…?」と考えるママも多いのではないでしょうか。
今回は子供の映画デビューについてご紹介します。
映画を見ることのメリットは?
テレビやDVDを子供ひとりで見せっぱなしということ、ありませんか?
映画はその点、親子一緒に楽しむことができます。映画を見て一緒に感動したり、終わったあとに親子で感想を言い合ったりする経験は、子供の感情を豊かにしてくれるでしょう。
また、そうして感受性を刺激するものに触れることは、子供の想像の世界に拡がりを与えてくれることにもなります。さらには、映像を通して未知の世界を知ることが子供の知識を増やし、好奇心を刺激することにもつながっていきます。
なんといっても“外出してわざわざ見に行く”という非日常感のある体験が映画の良さ。子供の記憶にもより深く刻まれ、家族の思い出にもなりますね。
長編映画や3Dには注意が必要!映画を見るのは何歳から?
Photo/Karramba Production/shutterstock
映画を見せる年齢について特に決まりはありませんが、ネットの声を見てみると映画デビューは3~4歳が多そうです。上に兄姉がいると一緒についていくこともあり、もっと早いかもしれません。
ただし、アメリカの小児学会は、2歳未満はデジタルメディアの使用を禁止していることもあり、2歳未満のお子さんは出来る限り控える方がよいでしょう。
4,5歳の幼児の場合、集中力がもつのは20分程度と言われていますが、映画のストーリーの複雑さや興味関心によるところもあります。
また、物を立体的に見る力は両目で物を見ることで発達し、6歳くらいまでに完成するといわれています。目に与える影響が医学的データは出ていませんが、斜視など目への悪影響を懸念されていますので、6歳以下のお子さんが3D映画を見ることは控えた方が良さそうです。
事前の約束が大切!見るときのマナーをしっかり教えよう
映画館はたくさんの人がくる場所なので、実際に映画デビューとなったらまずは見るときのマナーを事前に子供と約束しておくことが大切。基本は静かにしておく場所であるということ。音のする食べ物や映画の最中のおしゃべりは禁止としっかり教えましょう。
映画館は、前後の席が近いため、立ったり座ったり上半身を激しく動かす行為や前席の座席を蹴ったりする行為も要注意です。騒いだり、迷惑をかけることには毅然とした態度で叱り、止めないようなら会場を出るという周囲への気配りも大事になってきます。
上映中トイレに行きたがることもありますので、外に出やすい席を選んでおくのがおすすめです。
映画館デビューにおすすめの映画館サービス
せっかく行くのなら色々な心配事なく楽しみたいと思うママ向けにおススメな映画館をご紹介します!
TOHO CINEMAS『ママズクラブシアター』
毎月1~2回、木曜日に赤ちゃん連れを前提とした上映を実施。話題の新作もあり、ママも楽しめることが魅力のひとつ。
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『ほっとママシネマ』
おむつ替えや授乳スペース、スクリーン前のプレイスポットなど親子で安心して見ることができる設備が充実! 3歳未満は無料。
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109シネマズ 『ふれあいシネマ』
参加型イベントが用意されていたり、賑やかな雰囲気で気軽に見ることができる子連れ専用上映会。映画デビューにぴったり!
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子供が「映画を見たい!」と言ったときが、映画デビューのひとつのタイミングかもしれません。マナーを守って親子で一緒に楽しめるといいですね!
TOP PHOTO/photo_oles/shutterstock
参考/
ウーマンエキサイト「泣いても大丈夫! 子どもの映画館デビューに、役立つサービス&注意点とは」
こども映画+「こどもとメディア」
毎日新聞生活報道部 情報ものしり帖「6歳以下は3Dに注意」
日経トレンディネット「デジタル端末、子どもの発育・教育に良い悪い?米国小児科学会の最新ガイドライン」
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記事提供:ならいごとキッズ マガジン