2016.08.18
麦茶だけじゃない!ノンカフェイン麦飲料で、親子で夏を乗り切る!
“夏の飲み物”といえば麦茶。麦茶はノンカフェインですから、小さな赤ちゃんでも飲むことができます。けれど毎日が麦茶ばかりでは、飽きてしまうこともありますよね。
そこで今回は、ノンカフェインで子どもでも楽しめる“麦茶以外の麦飲料”と、“麦茶をアレンジして楽しめる方法”をご紹介してみたいと思います。
1、カフェで楽しみたい『オルゾーラテ』
小さい子どもだと、食べ物でも飲み物でも“お母さんと一緒のものがいい”と言い出すことは多いですよね。そのため子どもが一緒だと、カフェに入ってもコーヒーを楽しめないというママは少なくありません。そんなときにオススメなのが『オルゾーラテ』です。
オルゾーとは“大麦”のこと。つまりオルゾーラテは、“大麦でできた、ノンカフェインのコーヒー風飲料”なのです。コーヒー好きでも、きっと満足できる一品ですよ。
とはいえ、オルゾーラテがメニューにあるお店はあまり多くはないようです。『ドトールコーヒーショップ』や『エクセルシオール カフェ』にはあるそうなので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
2、関西人には常識?『冷やしあめ』
関東の人には、あまり耳に馴染みはないかもしれません。けれどこの『冷やしあめ』は関西地方では定番の飲み物です。
『冷やしあめ』は、原料の麦芽水あめをお湯で溶き、しょうがの絞り汁などを加えたものを、冷やして飲む飲料です。しょうがが含まれていますから、夏の冷え症や、疲労回復にも役立ちそうですね。
ただし離乳食中の子どもには、しょうがは刺激が強いですので、避けておいたほうがよいでしょう。また、そのままで飲む場合もあれば、炭酸水やお酒で割るような飲み方もあるそうです。子どもが寝静まったあとは、アルコールで割って、大人だけの飲み方を探してみるのも楽しそうです。
3、朝食のおともにオススメの『ネスレ ミロ』
真っ先に思い浮かぶのは“ココア風の飲み物”という印象かと思います。けれど『ネスレ ミロ』の最大の特徴は、実は“麦芽飲料である”ということなのです。
麦芽から抽出したエキスが用いられているため、エネルギーの源であるブドウ糖やオリゴ糖などが豊富なのだそうです。そのため販売元のネスレでは、朝食と一緒に摂ることがオススメされています。
朝食はあまり食べてくれない、という子どもでも、ミロをきっかけに、朝ご飯を楽しみにしてくれるようになるかもしれませんね。
4、いつもの『麦茶』をアレンジして楽しもう!
実際にリメイクを楽しんでいるママたちにオススメを教えてもらいました。
「麦茶って、濃く入れるとちょっとコーヒーみたいな味になるよ。そこに牛乳を入れて、麦茶ラテにする」(30代・2歳児のママ)
オルゾーラテのような飲料が作れそうです。筆者が子どものとき、水分補給ができないほど体調を崩していると、母親が“麦茶に砂糖を混ぜて溶かしたもの”を飲ませてくれることがありました。甘いものが好きな子どもは多いので、水分をとらせたいときには、こうしたちょっとしたアレンジもいいかもしれません。
「単純かもしれないけど、ハチミツ・レモンとか、しょうがとか入れるとおいしいよ。紅茶に合うものはだいたい合う気がする。温めて飲むなら、梅干しもおいしい」(20代・2歳児と4歳児のママ)
案外、いろいろなものを加えて楽しめそうですね! ただし、梅干しは塩分が高かったり、ハチミツは1歳以下の子どもには与えないほうがよかったりと、加える内容によっては注意の必要なものもあります。子どもの年齢や体質に合わせて、アレンジを楽しみましょう。
熱中症予防のためにも、適度な水分補給は大切です。厳しい暑さを元気に乗り切れるよう、楽しく飲み物も工夫してみましょう!
参照/ 麦芽飲料「ネスレ ミロ」
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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