2019.05.08
まさに“食べる抹茶”!京はやしや『抹茶葛ねり』は、茶席レベルの濃厚な旨みと苦味が格別
お手頃ながらもご褒美感を与えてくれるワンコインスイーツは、家事に育児に仕事…と慌ただしい日々を乗り切るための、私の貴重な活力源だ。
今年のGWは例年以上に長く、毎日息子(5歳)の遊び場探し&遊び相手でとても休めたものじゃなかったけど、唯一の至福はやはり午後のおやつタイム。
休みの日だと息子や旦那さんも一緒とあって、普段一人では買い控えていたスイーツにも手を出しやすいのがいいところ♪ なかでもこの連休中一番のヒットだったのは、実家への手土産ついでに購入した和スイーツ。京はやしやの『抹茶葛ねり』だ。
抹茶スイーツの先駆者!老舗茶屋『京はやしや』とは
『京はやしや』は、宝暦3年金沢で創業した老舗茶屋。明治11年に京都に茶園を開いて以降、香味にすぐれた茶葉の栽培や茶葉を使用したさまざまな商品を開発し、常に時代に合った新しいお茶の楽しみ方を提案しています。
今では京都の定番スイーツである『抹茶パフェ』も、実はこの京はやしやが元祖。
昭和44年、それまで茶席の特別な飲み物であった抹茶をもっと手軽に楽しめないかと、当時流行っていたパフェに初めて取り入れたのだとか!
現在国内9店舗のカフェと2店舗の物販店を展開する京はやしやでは、「お茶は飲むだけでなく、茶葉そのものを食すことで、茶葉に含まれる豊富な栄養を摂取できる」という先代からの思想のもと、上質なお茶を使用したさまざまなカフェメニュー&スイーツを楽しむことができます。
お茶席用の高級宇治抹茶使用!『抹茶葛ねり』は、京はやしやの思想が息づく看板商品。
今回ご紹介する『抹茶葛ねり』は、そんな京はやしやの“茶葉そのものを食す”という考えを象徴する代表商品のひとつ。
そもそも“葛ねり”とは和菓子の一種で、本葛粉に水と砂糖を加えて火にかけ、やや固めに練って作りますが、この商品はそこにお茶席用の高級宇治抹茶『松の齢』を加えているのが特徴。
『松の齢』とは、茶葉の高級品種『あさひ』『さみどり』『ごこう』各一番茶のみずみずしい若葉だけを摘み取り、石臼で丁寧に挽くことで上品な苦味、香り、色合いを最大限に引き出した逸品。これがスイーツに使われるのはめったにないことなのだとか!
そんな高級抹茶を本葛粉に合わせて練り上げ、さらに生クリームや和三盆でコクと甘みをプラスした『抹茶葛ねり』は、発売以来またたく間に各店舗の人気No.1に躍り出たという京はやしや指折りの看板スイーツ。ファンの中には料理研究家やスイーツ愛好家も多い、まさにプロもうなる名品なのです!
お値段は1個421円(税込)。
まさに“食べる抹茶”!まろやかな舌触りと苦味・コク・甘みのバランスが絶妙!
ひとつひとつ丁寧に笹の葉に包まれた『抹茶葛ねり』は1個約80g。笹の葉はまるで雨上がりのようにしっとりしていて、作りたてのみずみずしさをしっかりキープしています。
笹の葉を開くと、新緑のような清々しい香りと共に緑爽やかな葛ねりが登場! ぷるんとつややかで、お皿を少し動かすたびに“フルフルッ”と揺れるのがたまりません。
表面を見ると、抹茶の粉末がしっかり練り込まれているのもしっかりわかります。
ひと口食べると、ムチッとしたほどよい弾力感となめらかな舌触り。あとから広がる抹茶のコク深い味は、茶席で飲む抹茶ならではの“旨みのある苦み”がしっかり効いていて、まさに“抹茶を食べている”といった感じです。
驚くのは、味の主役に抹茶を立てつつも、和三盆の上品な甘さと生クリーム・牛乳のまろやかなコクで、味に絶妙な奥行きを出していること。
ちなみにこのむっちりなめらかな独特の舌触りは、本葛粉のほかに本わらび粉も加えることで実現しているようです。
『抹茶葛ねり』はひとつひとつ個包装されていて、店舗なら1個から購入できるから、ご褒美スイーツとしてはもちろん手土産にもおすすめ!
1個で満足感たっぷりなのに、カロリーは約156kcalと控えめなのも嬉しいポイント♪ 新緑のような爽やかな風味で後口はさっぱりしているから、これからの少し汗ばむ日にもすがすがしさを与えてくれるはずです。
国内の京はやしや店舗のほか、オンラインでも購入できるので、ぜひ一度試してみてくださいね!
ご褒美度 :★★★
罪悪感のなさ:★★★
コスパの良さ:★☆☆
参照/
京はやしや公式サイト
livedoorNEWS「京はやしや、お茶席用の高級宇治抹茶「松の齢」使用の「抹茶葛ねり」発売」
日本全国お取り寄せ手帖「第15回 京はやしや『抹茶葛ねり』と阿南維也さんの白磁縞リム皿」
▼『ご褒美ワンコインスイーツ』連載一覧はこちら
mamaPRESS編集部
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