2018.08.25
赤ちゃんが泣きやむ!?東大ラボ発“赤ちゃんが本当に好きな絵本”3選
赤ちゃんに向けた絵本はたくさんありますが、実はそれって“親が思う赤ちゃんが好きそうな絵本”であることがほとんどですよね。
そこで、『東京大学あかちゃんラボ』と出版社が協力してプロジェクトを立ち上げ、“赤ちゃんと一緒に作った赤ちゃんのための絵本”3冊が世界で初めて刊行され話題となっています。
2年という年月をかけて開発されたというその絵本。気になる中身はどうなっているのでしょうか。
“赤ちゃんが本当に好きな絵本”はどのようにして作られた?
この絵本を考えた『東京大学あかちゃんラボ』は、“赤ちゃん学”を専門とする開一夫教授が運営しています。
これまでにも“赤ちゃんが好きな絵本”と謳ったものは多く出回っていますが、いずれも専門家がそうコメントしているだけで、本当に赤ちゃんに好みを聞いたものではありませんでした。
そこで東京大学あかちゃんラボでは、月齢8~13ヶ月の赤ちゃんを集めて実験を行い、赤ちゃんの興味を引くイラストを調べ、それに統計的処理を加えて赤ちゃんの好みを明らかにしました。
開教授いわく、「赤ちゃんは明るい色が好きですよね!」とか、「丸い形が好きですよね!」とかよく言われるけれど、実際は大人が思っているほど単純ではないんだとか。これはとっても気になりますよね!
赤ちゃんが本当に好きな絵本3冊は、コレ!
お待たせしました! それではいよいよ赤ちゃんが本当に好きな絵本3冊を発表します!
1. 『もいもい』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
出典:Amazon
赤ちゃんのイラストのへ注目度が抜群だったのがこちらの絵本! ラボの実験で、「モイモイ」という言葉に対して赤ちゃんがどんな形を思い描くかを調査している中、このイラストが赤ちゃんの視線をくぎづけにしたことから、『もいもい』というキャラクターが誕生しました。
この『もいもい』は、見せるだけで泣く子も黙るほどの圧倒的人気なんだとか。ぜひ反応を試してみては?
2. 『モイモイとキーリー』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
出典:Amazon
“トゲトゲ”や“ギザギザ”など、言葉にはそれぞれが持つ“イメージ”があります。赤ちゃんが持つ言葉のイメージをイラストにしたのがこの絵本。赤ちゃんのイメージする『モイモイ』と『キーリー』がオノマトペの世界を巡るお話です。
3. 『うるしー』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
出典:Amazon
見習い手品師の『うるしー』が、帽子からいろんなものを取り出すという内容。
ちなみに、この『うるしー』はキャラクター人気でパパ・ママからはもっとも人気のないものだったという驚きの結果が。親と赤ちゃんの好みがはっきり分かれた絵本という点も、興味深いですね。
SNSでのママの反応は?
実際に絵本を読んであげたママはどんな感想を持ったのでしょうか? 赤ちゃんの反応も気になりますよね!
赤ちゃんがケタケタ笑う!?
やっぱり“イラスト”に興味を持つ赤ちゃんが多いようです。さすが1番人気なだけありますね! まだ言葉の意味がよく理解できない小さな赤ちゃんでも、笑って楽しんでくれるのが◎ですね。
絵をついつい触りたくなる?
こちらは生後3ヶ月の男の子に『モイモイとキーリー』を読み聞かせしてあげたママさんのインスタ。普段はあまり絵本に興味がなかった様子の赤ちゃんでも、かなり興味を示して本を触ったそうです! もしかして絵本が好きになるきっかけの1冊になるかも!?
きょうだいへの読み聞かせにもオススメ
『うるしー』はストーリーもおもしろいので、赤ちゃんだけでなく2~3歳の子どもも楽しめます。これなら、きょうだいで読み聞かせタイムの絵本を共有できそうでいいですね!
どれも今すぐにでも読ませたくなる絵本。赤ちゃんが実際にどんな反応をするかママも楽しみですよね! 我が子へはもちろん、お友達などへの出産祝いとしても喜ばれそう! ぜひお近くの書店などで手に取ってみてくださいね!
TOP PHOTO/Max Bukovski/shutterstock
参照/
Discover「ディスカヴァー×東京大学あかちゃんラボ「あかちゃんといっしょに作ったあかちゃんのための絵本」創刊、好評発売中!」
PRTIMES「東京大学赤ちゃんラボ×ディスカヴァー!【世界初】赤ちゃんが選んだ“ほんとうに好きな絵本”創刊!」
マイナビニュース「東大あかちゃんラボの研究で生まれた!“赤ちゃんが本当に好きな絵本”って?」
たまひよ「東大発「赤ちゃんの目がくぎづけになる絵本」!?をママたちが試してみた!」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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