2017.06.04
小学校入学前が大事!子どもが幼稚園・保育園の間にやっておくべき8つのこと
小学校に入るまでに何をやっておけばいい? 子どもが年長さんになると急に不安になるママも多いようです。
文字の読み書きは? 算数の計算は? 大丈夫です! 学習面は小学校に入ってからでも十分に間に合います。
それよりも大切な、年中、年長さんの今だからこそ家庭で取り組み、積み重ねておきたいこと、筆者が小学校の入学説明会や小学校の先生から聞いた、意外だけどなるほどな、と思ったことについてお伝えします。
入学前に準備しておきたいこと(生活編)
子どもが入学したときに困ったり、焦ることがないよう、今のうちにできるようになっておくといいことを8つご紹介します。
Photo/Africa Studio/ShutterStock
食事、着替え、片づけが時間内にできる
小学校では、“給食は約20分、体育の着替えは約5分!”
急に言われてもできることではありません。時計の針がわかるようになるころから、子どものレベルに合わせて、「長い針が3になるまでにごちそうさましようね」など、徐々に時間を意識して行動できるようにしておきたいです。
ハンカチ、ティッシュに慣れる
“手を洗う前にハンカチは出しておく”
小学校では、タオルは吊るしてありません。外出のときなどに、ハンカチの使い方にも慣れておきましょう。
“鼻をかんだティッシュは自分でゴミ箱に”
子どもが鼻をかんだあと、ゴミはママに渡せばいいと思ってませんか? ティッシュに限らず、自分のゴミは自分で捨てられるように、小さい頃からインプットしておきましょう。
和式トイレを使える
めっきり減った和式トイレですが、多くの小学校ではまだまだ現役です。洋式があっても数が少ないことが多いので、和式でできるにこしたことはありません。
とはいっても、子どもによっては嫌がって避ける子も多いようです。すぐにでもと焦るのではなく、親が使っているところを見せる、怖くないことや、和式を克服すれば、もっといろいろなところに遊びに行けるなど、プラスのイメージを伝えていきたいものです。
靴を立って履ける(左右間違えずに)
何百人の子が昇降口に同じタイミングで集まります。座って履いていては転倒などあり危険。そうかといって、やはり突然言われてできることではありません。
遊びの中で体のバランスがとれるようになる、片足立ちが上手になる、手先も器用になるといった成長が必要です。普段の遊びの中で、そんな視点も取り入れていけるといいですね。
いろいろな食材を体験しておく
給食が始まります。いろいろなものを食べられることが目的ではなく、生まれて初めて給食で食べたもので、アレルギーなどをおこさないために、“体験”させておくことが大事なようです。
自分の持ち物は自分で管理
通園の荷物、上着などを子どものレベルに合わせて自分で準備し、持たせるようにしましょう。ママが子どもの荷物をすべて用意してしまい、急に小学校に入ったからと自分で管理させるのは無理。忘れ物が多くなってしまいます。
伝えたいこと、伝えるべきことを最後まで言う
我が子の言いたいこと、最後まで聞かなくてもだいたいわかってしまいます。まどろっこしく言い直しなんてされていると、「〇〇ってことでしょ。」と、文の最後の方はママが言ってしまうことがあるかもしれません。
でも小学校ではそうはいきません。先生への報告は、自分の言葉で最後まで言えるように、やはり今のうちから積み重ねましょう。
通学路の確認
『こども110番の家』はどこにあるか知っていますか? こども110番の家は、警視庁のシンボルマーク“ピーポ君”が目印の看板で、子どもが危険にあったり、困り事があったときに安心して立ち寄れる民間の協力拠点です。
年長さんの後半で十分かと思いますが、物騒な事件も聞きますので、何かあったときにかけこめるお店や家はどこなのか、親子で“子ども110番”探しをしてみてもいいですね。
ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
心配な登下校に備えて!『子ども110番』親子訓練で小さいうちから防犯意識を!