2019.09.07
コレステロールや血圧が気になる人にもおすすめ!『里芋』をおいしく食べるレシピ4選【季節の食材を使ったおすすめ料理Vol.8】
ハウス栽培の農作物や輸入食材が多く出回っている昨今、季節に関係なく1年を通して食べられる野菜が増えていますが、四季折々にあわせた旬の食材もしっかり摂りたいもの。旬の食材は栄養価が高く、味もバッチリ! また、季節ごとの食材を食卓に出すことで食育の一環にもなりますよね。
そんな旬の食材を毎回ひとつずつ取りあげ、おすすめの料理を紹介する本連載、今回は秋口から冬にかけて食べごろを迎える『里芋』のレシピをお届けします。
血圧やコレステロールが気になる方にも!里芋の栄養価
煮物などの和食の定番食材ともいえる『里芋』ですが、皮をむいたときのヌメヌメ感が苦手で、あまり手を出さないという人も多いのではないでしょうか。でも、里芋のこのヌメヌメのもとこそ、積極的に取り入れたい栄養成分なんです。
里芋のヌメヌメのもとは、里芋に含まれる『粘液糖タンパク質の混合物』と呼ばれるもの。この成分にはたんぱく質の吸収を高める働きがあり、スタミナアップを助けてくれます。
また、『粘液糖タンパク質の混合物』の主成分のひとつである水溶性食物繊維は、便秘にも良いとされているので、お通じが気になるママにもおすすめですよ。
その他、里芋の栄養面で最近注目されているのが『ガラクタン』という成分。ガラクタンはたんぱく質と炭水化物の複合体で、血中のコレステロールの付着を防ぐ効果が期待されているんです。
さらに、ガラクタンには血圧を下げる効果も期待されているので、血圧高めの人にも◎ 里芋は適度に食べればとってもヘルシーな食材なんですね♪
『里芋』をおいしく食べるレシピ
里芋といえば煮物のイメージが強いですが、炒めたり、揚げたり、スープにしたりといろいろな料理に使えますよ。ここからは、おすすめの里芋料理を4つご紹介します。
里芋とベーコンの炒め煮バター醤油風味
出典:楽天レシピ@Jrとmc
一口大に切った里芋を水とめんつゆで煮つけて、竹串がスーッと通るくらいまで火を通しましょう。そのあと、ベーコンとバターを加えて、バターを全体にからませるように炒めたら完成です。めんつゆとバターの風味がマッチした味わい深い一品です。
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ホクホク♪里芋から揚げ
出典:楽天レシピ@ななじまる
茹でて皮をむいた里芋を、調味料に漬け込み、片栗粉をまぶして油で揚げれば、おいしい唐揚げができあがります。里芋のヌメヌメ感が苦手な子どもでもこれならおいしく食べられますよ。お弁当のおかずにもピッタリですね。
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とろとろ里芋の味噌クリームスープ
出典:楽天レシピ@嵯峨恭也
まずは、火を通して荒くつぶした里芋、バターで炒めたネギ、お鍋で温めた調味料をミキサーにかけましょう。次に、生クリームを加えて鍋で温め、仕上げに調味料で味を調えたら完成です。味噌と生クリームの相性は抜群♪
見た目は洋風のクリームスープですが、口に運ぶとほっとする和風の味わいです。
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おやつに おかずに これは便利な 里芋団子
出典:楽天レシピ@はるかサン
里芋でもイモ餅ができちゃうんです♪ 作り方は、火を通してつぶした里芋に、白玉粉と豆乳を混ぜ合わせ、まるめて沸騰したお湯で茹でるだけ。ぜんざいに入れても、餡子やきな粉をのせても、お吸い物の具にしてもおいしいですよ。
詳しいレシピはこちら
ダイエットや健康面でも嬉しい効果が期待できる『里芋』。慣れてしまえば下準備も楽にできるので、スーパーで見かけたらぜひ手にとってみてくださいね。
TOPPHOTO/funny face/shutterstock
参照/
旬の食材百科「サトイモ(里芋/さといも):栄養価と効能」
日本気象協会 tenki.jp 「健康にダイエットに! 「里芋」って実はすごい栄養成分を含む食材なのです」
株式会社エム・ティー・フード「季節の野菜を使った素朴なおやつ 12月:さといもトリュフ」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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