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フード

2018.05.20

冷めるとまずくなる原因はコレ!時間が経ってもおいしいお弁当作りのコツ

冷めるとまずくなる原因はコレ!時間が経ってもおいしいお弁当作りのコツ

春は、遠足や運動会など、外で弁当を食べる機会が増える季節。また、入園や入学などでお弁当作りが日課になったママにとっても、子どもには残さずきれいに食べてきてほしいものですよね。

でも、いつも食卓に出しているのと同じおかずやご飯を作って詰めているのに、お弁当になるとなぜか残されてしまう…ということはありませんか? お弁当がまずくなってしまうのには、原因があるんです!

お弁当は時間が経つとまずくなりがち!?

できたての温かいおかずやご飯が並ぶ食卓と違い、お弁当は作ってからある程度時間が経って“冷めた状態”で食べるものですよね。となると、まずは“冷めるとまずく感じるもの”が何なのかを把握しておくことが大切です。

例えば、以下のものは多くの人が冷めるとまずい、もしくは、冷めると状態が悪くなると感じるようです。

ご飯

水分が蒸発すると硬くなっておいしくない。また、温かい状態ですぐに蓋をしてしまうと、蓋の裏にできた水滴がご飯の上に落ちて、ベタベタした食感になってしまうことも…。

お肉

冷めると脂が白く固まり、食感や舌触りを悪くしてしまう。ハンバーグなどは肉汁や水分が逃げてパサついた感じになってしまう。

揚げもの

お弁当の大人気メニュー『唐揚げ』などの揚げものも、時間が経つと衣がベタベタしておいしさもなんとなく半減…。

風味

料理は冷めると味も薄く感じてぼやけた印象になり、香りも弱くなるので、食欲がわかない。

このように、せっかく一生懸命作ったお弁当でも、時間が経ってしまうとさまざまな理由でおいしさが失われてしまっているようです。

お悩み別に解決!冷めてもおいしく作るコツ

では、冷めてもおいしいお弁当にするには、どうやって作るのが正解なのでしょうか? ここからは悩み別に解決方法をご紹介します!

ご飯が硬い!

まずは、お米を炊く前にはしっかりと“浸水”させること! 夏~秋は1時間前後、冬~春は1~2時間程度が目安です。しっかりと浸水させることで、デンプンが分解されてふっくらとおいしいご飯になりますよ!

炊くときには少量の『寒天』を混ぜて炊くとモチモチになる、炊きあがったご飯に少量のオイルを混ぜることで硬くなるのを防ぐ、というちょっとした裏技もあります。

また、お米の品種を『ミルキークイーン』や『ゆめぴりか』などの“冷めても硬くならない”ものに変えてみるのもいいですね。

あらかじめ、まとめて炊いてから冷凍しておく場合には、解凍したあとにラップをかけたまま冷まし、乾燥を防ぐようにするのが鉄則です。おにぎりにするときには、あまりぎゅうぎゅうと固く握らないように!

肉の脂が固まる

なるべく脂身の少ない部位を選んで使うように工夫します。牛ならヒレ肉、鶏はささみや胸肉、豚ならヒレやロースを選ぶと◎。あらかじめ湯通しして余分な脂を落としたり、調理後もキッチンペーパーなどを使って脂分を吸い取るなどしておくと、かなり改善されますよ!

ちなみに炒め物などの場合、“バター炒め”も脂が固まりやすいので注意です。

肉がパサつく

ハンバーグなどのパサつきを防ぐには、焼くときに“蒸し焼き”にしたり、お肉の表面に小麦粉をまぶしてから焼いたりするとGOOD! つなぎのパン粉もちょっと多めにしてあげると、パン粉が肉汁を吸ってジューシーな仕上がりになります。

タレをかける場合は、水溶き片栗粉でとろみをつけたり、思い切って卵とじにアレンジすると、冷めてもおいしくいただけますよ。

揚げものがベタベタする

衣は小麦粉:片栗粉が4:1の割合になるようにして、揚げるときには二度揚げをするとカラッと揚がります。お肉は脂肪分の少ない部位を選んでください。

揚げたら網やキッチンペーパーなどでしっかりと余分な油を切り、お弁当箱に詰めるときには“脂を吸い取る”機能付きの小分けカップと使うといいでしょう。

味や香りが物足りない

お弁当用のおかずは、いつもよりちょっと濃い目を意識して味付けします。お肉なども下味を付けてから調理することで保存性が高まったり、柔らかくなったりなどのメリットがありますよ。

ごま、削り節、のりなどの乾物は、時間の経過とともに風味も増すのでお弁当にピッタリ! 上手にメニューに取り入れてほしい食材です。桜エビのように彩りも楽しめる乾物だと、さらにいいですね。カレー粉や梅などの香味調味料を活用するのも良い方法です。

なんとなくイマイチだったお弁当も、こんなふうにちょっと工夫するとグンとおいしく感じられるようになるかも!?

ちなみに、お弁当は味も大事ですが“彩り”もとっても重要。卵焼きやミニトマトなどのカラフルな食材も上手に組み合わせて、見た目にもおいしそうなお弁当にしたいものですね!

PHOTO/bonchan/shutterstock
参照/ ニチレイフーズほほえみごはん「料理講師に聞く!明日からできる、冷めても美味しいお弁当をつくる5つのテクニック」
オリーブオイルをひとまわし「冷めても美味!弁当のおかずにはコツが必要だった」
みんなのライフハック@DIME「ママ必読!冷めても美味しいお弁当を作るコツ」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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