2016.09.05
「毎日の料理をストレスにしない方法って?」働くママに聞いた時短技7つ
忙しいママにとって、毎日の料理は格闘です。“時短メニュー”もいろいろあるけれど、取り入れるには多少の努力や実力が必要。「難しい!」と感じちゃうこともありますよね?
そこで今回は、日々忙しく過ごしているママたちから聞いた“がんばりすぎずにできる”日々の料理のコツを紹介してみたいと思います。
<その1>1週間分の献立を先に作っておく
献立を考えることが負担になってしまっていること、多いですよね。
「毎日メニューを考えなくていいだけで、体感としてかなり楽になれる」(30代・ワーキングマザー)
保育園から毎月、献立表をもらえることから、自宅でも1週間ずつの作成を思いついたそうです。食材の無駄も減ることが多い、夫や子どもからの要望も取り入れやすいなど、さらなるメリットもあるとのことでした。
<その2>汁物は2日分作る
作るのが2日に1回でいい、となれば、単純に汁物にかける負担を50%減らせることになります。
「食中毒とか、傷みにはかなり注意が必要。ちゃんと冷まして冷蔵庫で保存します。作るときやよそうときのお箸もおたまも、しっかり清潔にしておくこと」(30代・3人の子どもの専業ママ)
<その3>平日の主食は「焼くだけ」と決める
切って炒めるだけのメニューであっても「その切るのが面倒くさい」「包丁とまな板を洗わなきゃいけないのも億劫」と感じられることも少なくありません。時間に余裕があるときの料理は楽しくても、追われている中での料理は、極限まで簡便化したいものです。
「平日の主食は毎日焼くだけのものにするって決めた。タレ付き肉とか、魚とか。疲れていても、何も考える必要ないし、焼くだけなら片付けも楽」(40代・ワーキングマザー)
<その4>子どもが好きなお惣菜を探しておく
「日頃はできるだけ手作りのものにしたい」と考えていても、仕事終わりの時間や、お風呂の時間、寝る時間などを考えると、そうもいかない…ということ、あると思います。そんなときに心強いのは、やはり“お惣菜”。
「うちの子は好き嫌いが多いので、たんぱく源も野菜も残されちゃうことが多いんですが、“絶対に食べてくれるお惣菜”を見つけておくと、とても心強くなりました」(20代・ワーキングマザー)
<その5>「冷凍食品の日」を作ってしまう
冷凍食品というと、あまり良い印象を持っていない人も、まだまだ少なくはありません。けれど“冷凍食品はどれもまずい・栄養価が低い”というのは、昔の話。現代では、おいしくてヘルシーなものもたくさんありますね。
「おいしくて、体に悪いわけでもなくて、簡単に作れる。どう考えても魅力的」(30代・ワーキングマザー)
<その6>1回の料理を多めに作る
つくりおき料理、流行していますよね。けれどママたちの間では「つくりおきを作る時間がそもそもない」という声が上がることも多いです。
一方、「わざわざ作るのは無理だけど、1回の料理で作る量を増やして余った分を保存する、というのなら簡単にできる」(30代・2人の子どもの専業ママ)という意見には頷ける人なら、少なくないのでは。
保存を見越したレシピで作るわけじゃないので、注意も必要。つくりおきレシピのものより、早く消費しましょう。オススメは1.5倍量作って、残りは翌日の副菜にするペースだそうです。
<その7>買い物だけは夫に頼む
「子どもを保育園にお迎えに行ったあと、買い物をして料理を作る、というのでは、どうしても時間がかかる。それがもうストレスで」(20代・ワーキングマザー)
そこで、翌日の分の献立に合わせた買い物を、毎晩パパに買ってきてもらうようにしたそうです。ママは、お迎えのあとはまっすぐに帰って作るだけ。こうするだけで、随分と気が楽になったそうです。
料理は毎日のことだからこそ、“がんばらない”ことが大切になってくることも少なくありません。手抜きをして、楽をして、負担なくいられるようにしたいですね。
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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