2016.09.19
ほのかに薫る女性らしさ♪『練り香水』の使い方
『ロクシタン』や『鎌倉香紙堂』など、国内外のさまざまなメーカーで『練り香水』が販売されていますが、使ったことはありますか? 香水というと、香りが強すぎて苦手…という人も多いのですが、練り香水はふんわりとしたやさしい香りが特徴。洗い立てのリネンのように、ほのかに香ります。
残暑でまだまだ汗の気になるこの季節、練り香水でやさしくさわやかな香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
『練り香水』ってどうやって使うの?
“香水”といえども、練り香水は液体ではありません。原材料はワセリンやミツロウなどで、通常は指先に取って使うリップバームのような小さな容器に入っています。持続時間は2~3時間とプッシュ式の香水より短いものの、ツンとしない柔らかで清潔感ある香りが特徴。
使い方は、指先に練り香水を少しとり、手首や首元に塗るだけ。つける部位は、手首やうなじ、耳の裏など、動脈が通った体温の高いところがベストというのは、液体の香水と同じです。演出したい部位によって、香りを自由につけ分けてみましょう。
練り香水のメリットとは?
足首につければ下から舞い上る香りを楽しめ、髪につければ振り返るたびにふんわりと香る…と、プッシュ式の香水と同様、体のいろいろな部位につけられる練り香水。しかしプッシュ式の香水と違って、服や壁など予想外のところに付く心配がなく、指先で量も調節できるというメリットがあります。
気軽に重ねづけしたり、混ぜたりできるのも練り香水ならでは。自分だけのお気に入りの香りをつくれますよ♪ ワセリンやミツロウなどが入っている分、保湿効果も期待できるので、乾燥しがちなところに塗り込んでみるのもおすすめです。私の場合、夏場は紫外線で痛んだ髪につけたり、冬には膝やひじにつけたりして、香りを楽しみながら保湿しています。
注意点は、プッシュタイプよりも香りがすぐ飛んでしまうこと。香りを持続させるためには、こまめに付け直すのがポイントです。
ふんわり薫るおすすめの練り香水
ほのかな香りを楽しめる練り香水。さまざまなメーカーから販売されていますが、私のおすすめは以下の2つ。
ロクシタン『ローズソリットパフューム』
女性に定番人気のローズの香りでおすすめといえばこちら。メーカーのキャッチコピーにあるように、“13世紀のバラ園にタイムスリップさせてくれそう”な優雅で上品な香りが広がります。パッケージもかわいらしいローズピンク! アルコールフリーですので、肌が弱い人にもおすすめです。
santeur et beaute(サンタールエボーテ)『フレンチクラシックシリーズ』
出典:楽天市場
香りの種類は、『ホワイトティー』、『リリーガーデニア』、『コットンリネン』の3種類。『ホワイトティー』は、名前のとおりお茶系の香りで、さわやかさと甘さがほどよく感じられる練り香水。夜寝る前に付ければリラックスして眠れるので、愛用しています。
『リリーガーデニア』は、百合の香りをベースにした練り香水で、もう少し強い香りを楽しみたいという人におすすめ。香りが強い分、持続力も高いので、付け直す回数を減らしたいという人にも◎。『コットンリネン』は、洗い立ての衣類のような、さりげない優しい香りが特徴。クセのない清潔感のある香りは、どなたにも使いやすいと思います。
夏場は香りが強くなりがちな香水ですが、練り香水なら香りが強くなりすぎないから、さりげなく香らせたい人にはピッタリ。いろいろなメーカーから、さまざまな香りが販売されているので、あれこれ試してみてお気に入りの香りを見つけてくださいね!
参照/
ロクシタン公式「ローズ ソリッドパフューム」
E.F.インターナショナル | エフィ EFFIE「Senteur et Beaute サンタール・エ・ボーテ(フランス・プロヴァンス)」