2016.03.18
今が旬!“春野菜”で冬にため込んだ毒素をデトックス!
暖かくなってくると、お店には春野菜が並び始めます。この時期しか食べられない、ちょっと苦みのある春野菜は、デトックス効果があり健康にも美容にもいい食材ですよ。
さぁ、春に旬を迎える野菜のご紹介です!
春野菜を食べるといい理由は“体のリセット効果”
春は山菜や菜の花だけでなく、アスパラガス、春キャベツ、レタス、ウド、新ジャガイモなども旬を迎えます。旬の野菜は体を整える作用があり、春野菜は冬の間にため込んだ老廃物や脂肪を排出する効果があるので、春に合った体にリセットしてくれます。
春野菜の苦み成分でデトックス&アンチエイジング!
春野菜は、冬の間に不足しがちなビタミンやミネラルが豊富です。特にビタミンCが豊富なので、風邪予防や日焼け対策にぴったりなんです! 新芽のような柔らかい部分は、野菜が成長するための栄養がたっぷり入っています。
春野菜には苦みのあるものが多いのですが、この苦み成分には解毒作用や新陳代謝の促進作用があり、デトックスにも役立ちます。さらに、苦み成分には抗酸化作用のある“ポリフェノール”も含まれているので、アンチエイジングも期待できます。そもそもこの苦みは、野菜が昆虫などから身を守るために持った手段なのです。昆虫好きな子どもに話してあげたら喜びそうですね。
それでは、体が喜ぶ春野菜をご紹介いたします!
ふきのとう
旬は2~3月。苦み成分だけでなく、ビタミン・ミネラルも豊富です。天ぷらにすると苦みが和らぎます。煮物・ふきのとう味噌・味噌汁・網焼きなどで旬を味わってください。
たけのこ
旬は4~5月。根本よりも先端の方が、栄養価が高くて味もおいしいです。鮮度が落ちると“えぐみ”が出てしまうので、新鮮なうちに下ゆでをしましょう。煮物・天ぷら・たけのこごはんなどがおススメ。
春キャベツ
旬は2~5月。ほかの季節のキャベツとちがい、葉がフワフワと柔らかく甘みがあります。キャベツ自体がビタミンC、ビタミンK、ビタミンU、カロテン、カリウム、葉酸、亜鉛と栄養豊富ですが、旬を迎える春キャベツは栄養素が特に多く含まれています。さらに最近は、キャベツの抗酸化作用も注目されています。
サラダや浅漬けにすると水溶性ビタミンが摂取できますし、炒めたり、ポトフや鍋に入れたりして加熱をすると、素材の甘みが引き立ちます。レンジで加熱してポン酢をかけたり、パスタと一緒にゆでたりすれば、簡単にたくさん食べられる一品に。
菜の花
旬は2~3月。ビタミンが豊富なだけでなく、鉄分やカルシウムも多く含んでいます。鮮度が落ちると、花が開いて切り口が変色してくるので、鮮度の良いうちに調理して。おひたし・天ぷら・炒め物などのほかに、パスタにも合いますよ。
そらまめ
そらまめだけでなく、『グリンピース』や『さやえんどう』といった豆類も春に旬を迎えます。収穫後3日程度で鮮度が落ちるので、購入後はすぐに調理しましょう。皮をむけば、生でも冷凍保存は可能です。塩ゆで以外にも、天ぷら、炒め物、スープもおいしいです。
ほかにも春野菜には、新玉ねぎ、レタス、アスパラガス、ウド、新ジャガイモ、みつばなど、まだまだたくさんあります。ぜひ野菜売り場でチェックしてみてくださいね!
日本では昔から「春の料理は苦みを盛れ」といわれています。みなさんも、この時期だけしか味わえない春野菜を食卓に取り入れてみてください!
TOP PHOTO/Maggie M 参照/モンナージュ
しみず
都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...
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