【ウソ？ホント？】健康にまつわる迷信5つご紹介！

「暗い部屋で本を読んだらダメ」「食べてすぐ横になったら太るよ」など小さいころに言われた人も多いのではないでしょうか？

しかし、その中には医学的根拠がない迷信もあります。そこで今回は健康に関するトピックスを5つご紹介します。

迷信１　暗い場所で本を読むと目が悪くなる

参照：写真AC

本好きあるあるかもしれませんが、続きが気になってしまってなかなかページをめくる手を止められない・・・なんてことありませんか？子どものころ、親に注意されたり、自分が子どもに注意しているママもいるのではないでしょうか！

ですが、実は“暗い場所で本を読むと目が悪くなる”という医学的な根拠はありません。目に悪い影響を与えているのは、“暗さ”ではなく“近さ”だといわれており、近くのものを長時間見ることこそが、目を悪くしてしまう本当の原因と考えられています。

ただし、暗い場所だとついつい本に近づいて読もうとしてしまいますから、目を悪くする直接的な原因ではないにしろ、文字を読むときはやはり適度に明るい場所のほうがよさそうです。

また、暗い部屋での読書は頭痛や肩こりの原因にもなるので、なるべく控えたいですね！また近くのものを見たあとは、遠くのものを見て目の筋肉を休めませることも大切です♪

迷信２　コーラを飲むと骨が溶ける

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骨の成分であるリン酸カルシウムは、酸に溶ける性質があります。でも、飲んだコーラが直接体の中で骨に触れるわけではありませんよね。口の中に含んでいたとしても、歯にコーラが触れている時間は短いので溶ける心配はないそうです。

ただし、コーラなどの清涼飲料水には多くの糖分が入っているので、飲み過ぎはもちろん身体に良くないですよ。

迷信３　食べてすぐ横になると牛になる（太る）

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お腹いっぱい食べたあと、ソファーでゴロゴロするのって幸せですよね。「でもこのままだと太っちゃう…！」と、罪悪感を覚えていた人に朗報です。

そもそもの意味は、食べてすぐ横になることの行儀の悪さを戒めるものです。食べてすぐ横になっても太りやすさへの影響はありません。むしろ、横になった方が胃腸周辺に血液が集まりやすくなり、消化を助けてくれるというメリットがあるのです！

でも、本当にぐっすり眠ってしまうとかえって胃腸の動きが悪くなり、消化に時間がかかってしまうので逆効果になるんだそう。食後は適度な休息に留めておくのがベストです♪

迷信４　風邪のときお風呂に入ってはいけない

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広く知られている迷信ですが、実はこれも誤り。昔は家の外にお風呂があり、お湯を沸かすのにも一苦労してようやく入ることができました。昭和になっても、家にお風呂があるというのは当たり前ではなく、銭湯に通う人が多かったです。

そのためお風呂に入った後に体が冷えてしまい悪化するから、風邪の時にお風呂に入ってはいけないといわれてきたのです。

しかし現代では入浴後に身体が冷えることがめったにないので、お風呂に入るのはOKといわれるようになりました。

お風呂に入って体温を上げることで免疫力も高めることができるため、むしろ良いことなのだそうです。欧米では、風呂に入ることを勧める医師もいるらしいですよ。

しかし、お風呂に入ると体力を使うため無理は禁物です。高熱時や下痢・嘔吐などの症状がある場合を除き、体調に合わせて入れそうなときに入浴しましょう。

迷信５　チョコレートを食べすぎると鼻血が出る

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漫画やアニメでもよくあるシーンですが、この迷信も医学的には根拠がないそうです。

「チョコレートを食べすぎると、体の中で行き場を失ったエネルギーが鼻血となって出てしまう」と考えられていた時代もあったようですが、昔は高級品だったチョコレートを子どもが食べすぎないようにするため、母親がこのように言い始めたという説もあります。何事も食べ過ぎは禁物ということですよね。

最後までご覧いただきありがとうございました。聞いたことはあっても、理由が説明できない迷信も多かったのではないでしょうか？子どもに聞かれたときにドキッとしてしまいますが、これを参考にしてしっかりと答えられるようにしておきましょう♪

参照／ BOOK OFFonlineコラム「「暗い部屋での読書は目が悪くなる」は迷信か!?」
SUNTORY「コーラには歯や骨を溶かす作用があると聞いたのですが、本当ですか？」
MAG2NEWS「食べてすぐ横になるとウシになる？ 実際はどんな弊害があるのか」
お風呂のソムリエSHOP「風邪の時、お風呂に入っていい？ダメ？」
JAグループ福岡「チョコ食べ過ぎると鼻血が出るの？」