2017.08.12
工夫次第で最高の1枚が…!子どもの“かわいい”をうまく引き出すカメラテクを伝授!
子どもの写真って、プロに頼めばもちろんかわいく撮ってもらえますが、それなりにお金もかかるし、子どもが緊張していたり、機嫌が悪かったりすると、残念な結果になり、もったいないなんてこともありますよね。
我が子の1番かわいく見える表情を知っているのは、やはりママ。意外とママが撮影した方がかわいく撮れる場合もあるんです。
今回はカメラ歴約4年の筆者が、ファッション雑誌のライター時代に習得した、子どもをかわいく撮影するときに使えるテクニックを解説していきます。
その1:小道具を利用する
子どもの写真を撮るときって、どうしても子どもがピースをしたり、決まったポーズをするので、いつも同じような感じになってしまいがちですよね。そんなときにオススメしたいのが、“撮影小道具”を利用する方法。
小道具は、場所にあったものであれば、子どもの好きなオモチャでも、何でもいいのですが、なかでも素敵な写真が撮れるのは、自然の中で自然の小道具を利用する方法なんです。
例えば、この写真のように、たんぽぽの綿毛を持たせるだけで、何も持たせずにカメラ目線の笑顔を撮るより数倍かわいく撮れます。
このように、たんぽぽの綿毛を子どもが吹いている写真もとってもかわいく写ります。
また、女の子にオススメなのが、シロツメグサの花冠をママと一緒に作って、それを小道具にする方法。これなら、子どももただ写真を撮られるわけではなく、ママとの共同作業を楽しめるので一石二鳥です。
また、子どもの写真と撮るときってどうしても「〇〇ちゃん、〇〇くんこっち向いて」と、カメラの方を向かせてしまいがちですが、上の写真のように、たまには自然な目線ハズしの写真も、ナチュラルでかわいく撮れるのでオススメですよ。
その2:フォトジェニックな場所へ行く
自宅や近所の公園などで、日常の風景を撮るのももちろんいいのですが、いつもと違う、かわいい写真を撮りたいときは、休みの日などを利用してフォトジェニックな場所へお出かけしましょう。
こちらは都内近郊の某国営公園にある、かわいいおうちの前で撮った写真ですが、このフォトジェニックな撮影場所のおかげで、外国の絵本から飛び出てきたようなお気に入りの1枚が撮れました。
お出かけ場所も、公園なら、ただ写真を撮るだけではなく、子どもも遊べて楽しいはずです。
その3:風を利用してみる
自然に吹く風もいい写真を撮るのに使えるんです。もちろん強風が吹いているときなどは子どもの写真は撮れませんが、 いい感じのそよ風が吹いているときは、髪がいい感じになびいてナチュラルな雰囲気の素敵な写真が撮れます。
番外編:最終手段はやっぱりコレ…!?
さて、ここまで紹介してきた方法は、すべて、筆者が以前ファッション雑誌のライターをしていたときに撮影現場でやってきたことです。でも、子どもの機嫌が悪いときは何をやってもダメなときもありますよね。
どうしても、かわいい写真を撮りたいときの最終手段は、やはり食べ物で釣ることです…(笑)。子どもが大好きなソフトクリームなどを買ってあげたら、うれしそうな表情のかわいい写真がだいたい撮れますよ!
筆者がファッション雑誌のライターをしていたときは、撮影に小道具をリースしたり、スタジオ撮影でブロワーという機械を使って風を入れたり、オシャレなロケ場所へ行ったり、いい写真を撮るためにさまざまな工夫をしていました。
もちろん個人の子どもの撮影ではそんなに大掛かりなことはできませんが、お金をかけなくても、工夫次第で子どもの撮影にも応用できます。みなさんのお子さんを撮影する際の参考に、少しでもなればうれしいです^^
金子奏
フリーライター&3歳の女の子のママ。現在34歳。大学卒業後、女性ファッション誌ViViのファッションライターに。出産を機に退職し、現在はウェブライターとして活動を再開中。得意...
詳しくはこちら