2019.06.16
朝食抜き・1日1食・プチ断食…『食事制限』するなら結局どれがいいの?【話題のダイエット紹介vol.04】
糖質制限にスムージーにグルテンフリー…毎年流行っては廃れていく無数のダイエット法。もちろん長続きしないような極端な方法を試すのは危険だけど、今まで話題になったダイエットについて知っておいても損はありません!
これまで話題になったダイエットをテーマ別に解説する本連載、今回のテーマは『食事制限』。1日1食ダイエットやプチ断食などの食事制限法はダイエッターたちの間でもたびたび話題になってきましたが、それぞれのメソッドや違いとは? 注意点も合わせてご紹介します!
逆効果になる場合も…!食事制限をする際の注意点
食べなければ痩せる! それって当たり前のこと。ですが、食事の量や回数を制限する際には「食事制限→カロリーカット→体重減量」という図式にとらわれすぎないよう注意しましょう。
当然、摂取カロリーを減らせば痩せます。しかし、1日の消費カロリーより摂取カロリーが低い状態が続くと体は省エネルギー型に変化してしまい、あまり食べていないはずなのに痩せにくくなったり、前の食事に戻すとすぐ太ってリバウンドしてしまうなど、喜ばしくない結果となってしまう可能性があるのです。
もちろん、栄養不足は健康にもよくありません。
食事制限は無理にカロリーをカットして痩せるのではなく、“自分に合ったサイクルやタイミングで食事を摂ることで、ダイエットや健康維持に役立てる”という目的で行われるのが理想。
また、プチ断食などは、一時的に食事を制限することで酷使していた胃腸を休めるという目的もあるでしょう。
いずれにしても慢性的なエネルギー不足はNG! どのようなダイエットも健康的に実践するよう心がけることが大切です。
話題となった食事制限法3つ
ひとくちに食事制限といっても、そのメソッドはさまざま。その中から自分に合った方法を実践することが重要です。ここでは、最近話題になった食事制限方法を3つご紹介します。
1日2食
米ロマ・リンダ医科大学のチームが、米国とカナダ在住の5万人以上を対象に平均7年以上追跡調査を行ったところ、“朝食後5~6時間空けて昼食を食べ、その後の18~19時間は絶食する食生活”、つまり1日2食の生活がもっとも健康的だと判明したのだそう。
こちらの調査では、上記のような生活習慣の人はBMI値が高くなりにくい傾向にあることが分かっています。
朝よりも夜のほうがエネルギーを溜め込みやすい、というのは定説となっていますから、夕飯抜きがダイエットに効果的なのはうなずけますよね。
また、食べ物が胃の中に滞在する時間は2~5時間ほど、胃から贈られた消化物を小腸が分解・吸収するには5~8時間ほどかかるといわれています。
そのため、1日3食だと、常に胃や小腸に食べ物が残っている状態となり、結果的に胃腸を疲れさせてしまう、と指摘する専門家もいます。胃腸を休ませてあげるためにも、食べ物を口にしない時間帯を作ることも大切なんですね。
朝、8時に朝食をとって12時には昼食、さらに午後におやつも食べて、夜19時に夕飯…。実はそんなにお腹は空いていないけど、無理に3食とろうとしていませんか? そんな方は、いちど食事の回数を見直してみてはいかがでしょうか。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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