7割以上のプレママが付けている!『胎児ネーム』のメリットって?
お腹の中にいる赤ちゃんにオリジナルの愛称を付けて呼ぶ『胎児ネーム』。
ここ最近はプレママの間でもすっかりおなじみになっていますが、実は胎児ネームをつけてお腹の赤ちゃんに話しかけることは、実際つけた先輩ママたちはもちろん、専門家からも認められるさまざまなメリットがあるんです!
今回は、胎児ネームをつけるメリットについてご紹介します。
そもそも胎児ネームって?
胎児ネームとは、赤ちゃんが生まれてからつける正式な名前とは別にお腹の中にいる時期に付ける“ニックネーム”のようなもの。
ミキハウスが2017年に行った調査によると、約75%のママ・パパが妊娠中胎児に何かしらの名前を付けて呼んでいたということが分かったそうです。
胎児ネームは妊娠が分かった時点ですぐにつけるママもいれば、赤ちゃんの性別が分かってからというママもいるなど、つけるタイミングはまちまちですが、それぞれお腹の赤ちゃんに対する愛情が深まってくるとともに胎児ネームをつけて呼びはじめる傾向があるよう。
ちなみに、家庭によっては胎児ネームが複数あるケースも!
妊娠に気づいた時はゴマくらいのサイズだったので、「ゴマちゃん」→豆くらいのサイズになったので「まめちゃん」と呼んでいたのだけど、そのあとなぁなぁになり、なんとなくまだまめちゃんって呼んでる。もうスイカくらい大きいのだけど?? #胎児ネーム
— ちゅん@2y&20w (@mameponpe) 2017年2月17日
エコー写真で見られる赤ちゃんの成長に合わせて、呼び名を変える家庭も多いようです。
多くのママが実感!胎児ネームを付けるメリットとは?
先輩ママたちによると、実際に胎児ネームを使うと単に赤ちゃんに呼びかけやすくなるだけでなく、「夫婦間で赤ちゃんの話をするときにも便利」「愛着を持てる」など多くのメリットがあるようです。中には「実際には付けにくい名前も胎児ネームなら許される」という声も!
さまざまな胎児ネームのメリットを実感した先輩ママたちの声を見てみましょう。
話しかけやすい
いわゆる胎児ネームが決まった?
— CHiKA@1y11m♀+28w (@chika0107) 2019年5月3日
お腹に話しかける時とか、次の子が〜とか話す時に、やっぱり胎児ネームあった方が便利だなと。名前の本決まりは恐らく生まれた後だけど?
やっぱり何と言っても、赤ちゃんにも話しかけやすく、家族間でも会話しやすくなるのが大きなメリット。
愛着がわく
やっぱり赤ちゃんと呼び掛けるだけは寂しくて、胎児ネームを決めました。
— まーにゃー (@imR4N0L2lfIPnc2) 2018年2月15日
それだけで愛着がすごい!
名付けるって、その対象を自分の傍に引き寄せる行為だなーと思うわ。
夫と考えて、私が提案したものを夫がキレイな語感に整えてくれました(笑)
元気に生まれてきてね#妊娠 #胎児ネーム
赤ちゃんという“代名詞”よりも、具体的な名前を付けることで“唯一無二の存在”という雰囲気が格段にアップしますよね。こちらのママも名づけ行為の威力を深く実感したようです。
パパの自覚が芽生える
旦那がお腹撫でながら胎児ネーム呼んで、「なんかふと父親になるんだなってすごい思った……想像してたより嬉しい…」ってしみじみ言ってて私も嬉しい☺️??
— miyo@卒花プレママ (@miyo_a54) 2019年5月5日
ママに比べてどうしても親になる自覚が遅れがちのパパですが、胎児ネームを付けることで妊娠中からその自覚がぐんぐん芽生えるケースも!
家族の絆が深まる
今日までそれぞれの実家で過ごしてるんですが、0時に旦那さんから「はぴろー(胎児ネーム)元年だね」ってLINEが来てほっこりしました。元気に産まれて来てね☺️✨
— やま@19w (@ddCf9sV1bK8ExjS) 2019年4月30日
生まれてくるのはまだまだ先でも、お腹の赤ちゃんと胎児ネームを通じて家族としての絆がしっかりと深まっているようですね。
キラキラネームもOK!
いつも徒歩10分の買い物も車で行くんだけど、今日は午前中のうちに歩いて行ってきました✨お散歩がてら?
— Emily?22w (@Emily61376298) 2019年5月8日
大好きな薔薇をたくさん見かけ「お花が綺麗だよー」、保育園から赤ちゃんの泣き声が聞こえ「キティ(胎児ネーム笑)の先輩が泣いてるねぇ」などと小声で話しかけながら歩いて楽しかった?笑
実際に付けるのは躊躇われるようなキラキラネームも、胎児ネームだったら全然OK! この時期限定のお楽しみ!?
このように多くのママたちが実感している胎児ネームのメリットですが、実際専門家からも、親としての自覚が芽生えたり、家族の会話が弾んで絆が深まったりする効果が認められています。
さらに、そのようにして夫婦で育てる意識が高まるとママの気持ちも安定しやすく、お腹の赤ちゃんも呼びかけられる声を覚えて、生まれてからも安心しやすいといった効果もあるそうですよ!
産後の名前決めのヒントにも!
胎児ネームの多くは“妊娠期間限定”ですが、中にはそのまま生まれてからの名前になった、など正式な名前決めに大きく影響したという家庭も多く見られます。
まだ母のお腹の中にいる弟を,あかちゃんだから「あっくん」と呼んでたらそのまま名前になってしまいました。今でもあっくんって呼んでます。 #胎児ネーム
— 草?心不全にも緩和ケアを (@medical_910) 2011年12月8日
このように妊娠中ずっと親しんできた名前だからこそ、いまさら変えられない!というママは多いようです。
妊娠5週で胎芽確認したホントにちっちゃい時からみてるから、ちーちゃん。
— Korosuke@2016.6.2ママ (@ai_94390) 2016年9月24日
ちーちゃんって呼び過ぎて他の名前は考えられなくなって、今の名前も「ち」で始まる名前にした。
#胎児ネーム
胎児ネームがくまちゃんなので拓磨(たくま)と名付けたい。今さらくまちゃん以外の呼び方は嫌だ https://t.co/55IkSF1kSq #今さらくま #たくま #胎児ネーム #拓磨 #呼び方
— yooy_matome (@yooy13311465) 2015年11月28日
胎児ネームとして呼んでいた愛称をそのまま呼べるようにと、胎児ネームから正式な名前を考える家庭も多く、胎児ネームは正式名を決めるときの良いヒントにもなりえそう。名づけにかなり頭を悩ませてしまうような家庭にとっては、こういった名前の決め方もアリですよね。
ママやパパ、家族の想いがギュッと詰まった『胎児ネーム』。赤ちゃんへの愛情もますます深まりそうで、マタニティ期の良い思い出にもなりますね! これから妊娠・出産を迎えるママにぜひおすすめですよ!
PHOTO/Syda Productions/shutterstock
参照/
産経新聞「増える「胎児ネーム」おなかに呼びかけて愛情ひとしお」
ミキハウス出産準備サイト「ミキハウス「名づけ調査」から見えた「胎児ネーム」と「名づけ」に込めるママ・パパの想い」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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