2014.05.20
UVケアは大丈夫? 『紫外線』から子どもを守れ!
夏に向けて量が増える「紫外線」
なんの対策もしていないと
後々、大変なことに…!
★「紫外線」による日焼けは
将来、皮膚がんや白内障を
引き起こすリスクも!
★曇りの日でも油断禁物!
晴天の80%の紫外線が
出ているんです
★「日焼け止め」や「サングラス」は
子どもにとっても
外出時の必須アイテム!
「子どもは太陽の下で元気に遊び、真っ黒に日焼けした肌が健康的」というのは、ひとむかし前のお話だってことを、ご存知でしたか?
もちろん太陽の光に当たることで、骨や皮膚を丈夫にするビタミンDが作られるのを助けるといったメリットもありますが、実は日光に含まれる「紫外線」に当たり過ぎるのは、注意が必要なんです。
たくさんの紫外線を浴びると
さまざまなトラブルの要因に
WHOによると、「生涯に浴びる紫外線量の大半は18歳まで」で、「紫外線による被ばくは、免疫系の機能低下を引き起こす」、「子ども時代の日焼けは皮膚がんや眼のダメージ発症のリスクを高める」などのことがわかっており、とくに近年はオゾン層の減少で、増加している有害な「紫外線」から肌を守る「UVケア」の必要性が強く呼びかけられているのです!
なかでも子どもは皮膚が未熟なので、ちょっと日に当たっただけでもすぐ真っ赤になってしまうように、とても影響を受けやすいもの。
しかも紫外線量は5月から夏に向けて、徐々に増えていきます。
では、いったいどうやって「紫外線」から子どもの肌を守ればいいのでしょうか?
日本臨床皮膚科医会が打ち出した「紫外線対策に関する具体的指針」によると、
屋外遊びの注意点は、下記の4つが挙げられています。
①10時から14時を避けよう
1日のうちで紫外線のいちばん強い時間帯は、10時から14時。
屋外での活動は、なるべく紫外線の弱い朝夕の時間帯を選ぶ。
②日陰を選ぼう
日陰の紫外線は、日向と比べると約半分に減るそう。
ただし、曇りでも晴天の80%以上の紫外線が出ているので、注意を。
③肌を隠そう
帽子のつばは7㎝あれば、約60%の紫外線をカット!
洋服も七分丈や襟付きを選ぶようにしてみて。
④日焼け止めを使おう
SPF15以上であれば、紫外線対策としてはバッチリ。屋外活動の15分前につけ、
2、3時間ごとの重ね塗りを忘れずに。
また、UVカット機能付きのサングラスや帽子をかぶることは、眼を守るのに有効とのこと。
あくまでも、屋外で太陽の光に当たることがすべてNGというわけではなく、
なんのUV対策もせずに子どもをガンガン日焼けさせることを避けるのが大切なんですね!
お出かけ前に、「帽子、日焼け止め、UVカット機能付ポンチョ(長袖)、サングラス」の持ち物チェックを忘れずに!
「紫外線」とうまく付き合いながら、日差しが強くなる夏に向けてしっかり準備をしていきましょう。
※ママのための日焼け対策はこちら→「恐怖!『日焼け予防』をしないとシミでシワくちゃ?!」
【参考資料】
日本臨床皮膚医師会「学校生活における紫外線対策に関する統一見解」
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