2016.03.21
長ネギが3週間後もシャキシャキに!野菜の正しい保存法と裏技を知っておこう
毎日たくさん摂りたい野菜。特に子どもには、できるだけいろんな種類の野菜を食べてもらいたいですよね。でも、あれこれ買ってしまっても使いきれずにそのままになってしまって、いつの間にか傷んでしまっていた…という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
間違った保存法では、傷むスピードを速めてしまうことも。それぞれの野菜の、正しい保存法や裏技を知っておきましょう。
『長ネギ』は水に浸けておくと3週間後もシャキシャキに☆
長くて冷蔵庫の中でも邪魔になりやすい長ネギ。そのままの状態で保存しておきたい場合には、ジップ袋と薄手のビニール袋を使います。
ジップ袋に縦で収まる長さに長ネギを切り、ビニール袋に立てるように入れたら、底から3~5センチの深さになるくらいの水を入れます。その状態で更にジップ袋にいれて密封し冷蔵保存。ネギを使うたびに水を取り換えるようにして使います。こうしておくと、シャキシャキのまま3週間ほど保存できます。
ちょっとひと手間加えて、万能調味料を作る方法もあります。こちらは長ネギペースト。
- 長ネギ3本分を輪切りにしてフライパンでごま油小さじ1を混ぜ入れて弱火でじっくり炒めます。
- 全体がしっとりしてきたら塩を適量加え更に炒め(途中で水分がなくなったら水を少量足す)、最後にかつおぶし1パックを加えて完成です。
ご飯のお供にしたり冷奴に載せたりと、使い道はさまざまです。
『大根』の葉の部分は買ったら切り落とすのが鉄則
大根を保存するときには、葉っぱの部分は切り落として置くのが鉄則です。大根の皮を剥かないまま、キッチンペーパーや新聞紙を1~2周巻きつけてビニール袋に入れ、口を縛ったら野菜室に立てて保存します。キッチンペーパーが湿ってきたら取りかえるようにして、カビに気を付けていれば、2週間ほどは保存可能です。
ちなみに、切り落とした葉の部分は、ゴマやちりめんじゃこと一緒にフライパンで炒めて醤油・みりんなどで味付けをすれば、栄養たっぷりの一品ができあがりますよ。
すぐに使いきれない『大葉(青しそ)』も塩漬け保存で長持ち☆
大葉は根元を輪ゴムで縛って、小さなコップなどに入れた水につけて冷蔵庫に入れておくと、しばらく保存ができます。また、写真のように、塩漬けにして保存する方法もあります。
- 沸騰したお湯に大葉を一枚ずつしゃぶしゃぶにする要領でくぐらせて、色が鮮やかに変わったらすばやく冷水にさらします。
- 冷めたらキッチンペーパーなどで水気を切り、大葉一枚に対して塩小さじ半分の割合で交互にミルフィーユのように重ねていきます。
- 終わったらラップに包んでジップ袋に入れ、一晩寝かせたら完成。食べるときにはサッと洗って軽く塩を流すようにして使います。
この大葉を巻いたおむすびは絶品! 塩味がしっかり付いているので、塩を使っておむすびを作る必要はありません。
爪楊枝が3本あれば『レタス』が長持ち⁈
レタスは傷むのが早いイメージがありますが、ちょっとひと工夫するとグンと持ちが良くなります。
- レタスの芯(お尻の部分)に爪楊枝を3本くらい差します。
- スプーンの腹などでしっかり奥まで差し込んで、後はビニール袋に入れて野菜庫でいつも通り保存するだけ。
こうすることで芯の穴の部分から水分を吸収し、みずみずしさが長持ちするんだとか。
『水菜』『セロリ』などの葉物野菜はコップの水に浸けておこう
葉物野菜の場合は、包んである袋の下の部分を切り、水を入れたコップに立てて保存するようにします。水は毎日取り換えるようにしましょう。しゃきっとした感触が長続きしますよ。
一度に食べきることができなくても、保存法を工夫すればかなり長持ちさせることができます。好き嫌いなく食べるのはもちろん、植物の“いのち”を最後まで大切に、おいしく頂きたいものですね。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
詳しくはこちら