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2016.08.07

シミに悩んでいるママ必見!『ハイドロキノン』って何だ?

シミに悩んでいるママ必見!『ハイドロキノン』って何だ?

シミに悩んでいるママさん、『ハイドロキノン』って聞いたことありますか? なんだか言葉だけ聞くと難しそうですが、シミで悩んでいる人は、ぜひ知っておきたい成分です。詳しくご紹介します!

肌の漂白剤?皮膚科でも処方される『ハイドロキノン』

そもそもなぜシミはできるのでしょうか。『メラニン』という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、そのメラニンが過剰にお肌に蓄積すると、シミになるんです。本来、メラニンは肌を守る働きをしてくれる重要なものなのですが、溜まり過ぎてしまうと色素沈着を起こしてしまうのですね。

メラニンが過剰に蓄積される原因はさまざまで、代表的なのは紫外線ですが、そのほか活性酸素(添加物や不規則な生活などによって発生)やニキビ・虫刺され跡なども影響します。

『ハイドロキノン』とは、そんなメラニンが作られるのを抑える働きをする成分のこと。ハイドロキノンを配合したクリームは、皮膚科で処方されることもあるんです。

外出時は特に気を付けて!『ハイドロキノン』の注意点

しかし、ハイドロキノンには注意点も多くあります。

赤み・かぶれが起きることも

副作用として、刺激的に感じたり、赤くなったりすることもあります。使用前にパッチテストを行い、何かあればすぐに皮膚科へ行きましょう。なお、シミの部位のみに塗れるよう、綿棒を使うと良いようです。

長期使用は避ける

長期間同じ部位に使用し過ぎると、肌が弱くなるなど影響が出る可能性があります。効果が見られたらすぐに使用をやめましょう。

紫外線を避ける

使用中に強い紫外線を浴びると、かえってシミが濃くなることもあります。ご注意を。

高濃度を避ける

高濃度のハイドロキノンは、発がん性も指摘されています。手作りのクリームを作る人もいますが、くれぐれも気をつけましょう。

酸化しやすい

酸化しやすいため、開封後の使用期限を守り、長期間放置することがないようにしましょう。

市販のハイドロキノン配合化粧品をチェック!

皮膚科で処方されなくても、市販でハイドロキノンが配合されたクリームや美容液を購入することができます。

ビーグレン/Qusomeホワイトクリーム1.9 \6,000(税抜)

顔全体に塗るナイトクリームです。ハイビスカス花発酵液やゲンチアナ根エキスも配合され、低刺激性なのが魅力的。

オバジ/ブライトニングナイトセラム \9,000(税抜)

有名なオバジからも、夜用の集中美容液が出ています。気になるところに夜のみ塗ります。ミクロコッカス溶解液・ジオウ根エキスも配合。気になるところにぴたりと密着するバーム状の美容液です。

ハイドロキノン配合の化粧品は高価なので、自分で作ろうとする人もいます。しかし、自己責任なのでくれぐれも気をつけてください! また、副作用にも十分注意し、何かあればすぐ皮膚科でご相談を。

参照/ スキンケア大学 「ハイドロキノンクリームの正しい使い方と注意点」
第一三共ヘルスケア「シミができるしくみ」
こころ皮ふ科クリニック「ハイドロキノンクリーム」

村山明日香

村山明日香

神奈川県在住。三十路に突入しました。元雑誌編集者で、現在はフリーライター&エディター。やんちゃすぎる2人の子どもたちの育児をしながら、合間に執筆やチェック作業。おカタい...

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