2016.11.13
短所だって長所に変わる!子どもを輝かせる『リフレーミング』を子育てに取り入れよう
「うちの子、落ち着きが無くて…」「本当にガンコで困る!」大好きなわが子だけれど、ついつい短所ばかりが目についてしまいますよね。でもその短所、見方を変えればすばらしい長所になるんです!
子どもの短所を長所に変える考え方、『リフレーミング』を取り入れてみませんか?
魔法の言い換え法?『リフレーミング』とは
『リフレーミング』とは、起こった出来事をまったく違った枠組みで捉えなおす考え方のことです。よくいわれるのが、コップに入った水の話。コップの中に水が半分入っている状態を見て、「まだ半分ある」と捉えるか、「もう半分しかない」と捉えるかで、まったく正反対の考え方になりますよね。
子育てにおいても同様です。同じ性格でも、子どもの性格をマイナスに捉えるのとプラスに捉えるのでは、見方が大きく変わってきます。リフレーミングを取り入れれば、わが子の思わぬ才能や可能性に気づくことができるかもしれません!
今日から使える!リフレーミング実例
では実際には、どのようなリフレーミングがあるのでしょうか? いくつか実例をご紹介しますので、子どもに使えるものがあればチェックしてみてくださいね。
- 口が悪い → 素直・ありのままを表現している
- うるさい → 元気がいい・活発
- 消極的 → 慎重・落ち着きがある
- 優柔不断 → 広い視野がある・他人の意見を尊重する
- わがまま → 自己主張できる
- 短気 → 行動力がある・判断が早い
- がんこ → 意志が強い・信念がある
- 調子がいい → 愛想がある
- マイペース → 自分らしさを持っている
- 計画性がない → 応用力がある
- だらしがない → おおらかである
- 生意気 → 自立心がある・物おじしない
リフレーミングで見方を変えれば、叱る回数も激減!?
リフレーミングで見方を変えれば短所が長所になります。すると、今まで叱っていたことが、急にほめたくなることに変わってくるんです。
わが家の5歳の長男は、何をするにもゆっくりのんびりなマイペース。幼稚園の準備ひとつとっても、本当に遅くて見ているこちらがイライラしていました。でも、『マイペース』とは、言い換えれば『自分らしさを持っている』ということ。
そう見方を変えたら、周りに惑わされることなく、自分が思ったことはしっかりとやり遂げる部分や、物事を進めるときの丁寧さが見えてきて、なんだか誇らしく思えてきました!
まだまだ準備が遅くてイライラすることもありますが…以前よりはずっと叱る回数が減りましたよ。
どうしても、できない部分やイヤな部分ばかりが目についてしまいますが、大切なのは発想の転換。ほんの少し見方を変えるだけで、子育てのイライラやストレスが半減するかも? ぜひリフレーミングを取り入れてみてくださいね。
TOP PHOTO/StephaniePetraPhoto
参照/
リフレーミング辞典
ベネッセ教育情報サイト「子どものいいところが見つからない[教えて!親野先生]」
水谷 花楓
東京の出版社で雑誌広告営業を7年間、その後、結婚して大阪に移転、リフレクソロジーの資格取得、受付嬢、社長秘書とやりたかった職種はすべてクリア!現在は、パンダで有名な和...
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