2016.02.27
早速恥をかくのはイヤ!入園式・入学式のファッションマナーを教えて!
4月は入園式、入学式のシーズン。子どもも親も、新生活に向けて期待に胸を膨らませていることでしょう。でも、その一方でママが気になるのは、入園式・入学式でのファッションのこと。「いきなり恥をかいた!」ということにならないよう、式でのママのファッションついてご紹介します。
服装はスーツもしくはワンピースが主流
ベネッセが行った調査によれば、ママの入学式ファッションは、スーツが6割程度と最多。次いで、ワンピースが3.5割程度です。着物は少数派のようですね。
色味については、卒園式・卒業式はお別れの式典であることもあって落ち着いた色味が好まれる一方、入園式や入学式では明るく、華やかな色を選ぶ人が増える傾向にあります。
派手すぎるのも地味すぎるのも避けて!
筆者は、2人目を産んですぐのころに上の子の入園式を迎えました。産後で体型が戻っていなかったので手持ちの洋服が入らず、かといって体型が戻るかもしれないので新たに用意する気になれず…。結局、過去に最も太っていたときに着ていた、普通すぎる地味めなスーツで入園式に参加したのです。
しかし、私のような格好の人はまわりに1人もいませんでした! 地味過ぎて浮いてしまい、いたたまれなかったですし、もっと華やかにすればよかったと後悔…。おまけに、保護者も含めて集合写真を撮ることが多いので、そのときの写真はずっと残ります。ぜひ皆さんは後悔されませんように!
地味過ぎる服装が良くない一方で、真っ赤、真っ青といった原色や春らしくない色味(秋っぽいワインレッドなど)は、悪目立ちする恐れがありますので気をつけましょう。もちろん、全身真っ黒といった服装も不祝儀を想起させ、リスクが高いです。そのほか、ラフすぎる格好(園から「カジュアルな服装で」と指定されれば別)、露出度が高すぎる格好もNG。ちょうどいい塩梅でおしゃれを楽しみたいですね。
着回ししやすいアイテムは?
同じママ友さんと、入園式、卒園式、入学式……とずっと顔を合わせるケースも多いですよね。その際、「あの人また同じ格好」と思われないか、気になってしまうものです。いくつか着回しのワザをご紹介します!
アンサンブルやセットものを片方ずつで着る
式典の服装はセットものも多いですね。もちろんそのまま着てもいいのですが、手持ちのスーツやワンピース、もしくはほかに購入したものを組み合わせて何通りかのコーディネートが作れるものを選ぶと着回しやすいでしょう。卒園式・卒業式用の落ち着いた色味がメインのコーディネートと、入園式・入学式用の華やかなコーディネート、両方に対応できるようにするとよりいいですね。
小物使いでアレンジ
バッグ・靴の色でも印象は変わりますし、コサージュやアクセサリーを変えるのでもかなり印象が変わります。小物を買い足してアレンジするのも手です。
迷ったらグレーのノーカラージャケット!?
式典用のママファッションで、かなり優秀なアイテムなのが“ノーカラージャケット”。中に着るものによっても雰囲気を変えられますし、着回ししやすいと言われています。特に人気なのはツイード素材のもの。色味は、グレーだとどのような式典でも活用しやすいでしょう。
ただし、これらの服装は、かなりフォーマルな服装を求められる学校・園の場合だと浮いてしまう恐れもあります。例年どのような服装で行く人が多いのかというリサーチは欠かせませんね!
気合を入れたいけど…美容院は行くべき?
最後に、服装と同様に気になるのが髪型のこと。式典だし、美容院でセットすべきなのでしょうか? 結論から言えば、式の当日に子どもを差し置いて自分だけ美容院でセット…まではしない人が多いようです。でも、数日前までに伸びきった髪やしばらくカラーしていない髪、落ちてきたパーマなどは調整しておきたいですよね。美容院にいったばかりであれば、髪型もバッチリ決まりやすいです!
地味過ぎて子どもをがっかりさせないためにも、やりすぎて浮かないためにも、しっかりリサーチして『許容範囲内』で自分なりのおしゃれを楽しみたいですね。
村山明日香
神奈川県在住。三十路に突入しました。元雑誌編集者で、現在はフリーライター&エディター。やんちゃすぎる2人の子どもたちの育児をしながら、合間に執筆やチェック作業。おカタい...
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