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子ども

2016.02.12

見逃さないで!赤ちゃんの『風邪』とその『サイン』

見逃さないで!赤ちゃんの『風邪』とその『サイン』

大人の風邪は薬を飲めば治りますが、それに比べ、赤ちゃんの風邪は大きな病気につながることもあります。風邪引きさんがあふれる今の時期は、ママの早期発見が何よりも大切ですよ!

ママだからこそわかる、赤ちゃんの風邪サイン

おしゃべりができない赤ちゃんは、具合の悪さをママに伝えるのに一苦労。鼻水や咳など風邪症状があればすぐに対応できますが、泣き方がいつもと違う、体温が高いなどママにだけ伝わる変化で、体調の悪さを訴えていることもあるのです。

泣き方がいつもと違う

まだしゃべれない赤ちゃんにとって、唯一のメッセージ手段は泣くことです。ぐずりやまない、泣き方に元気がない、急に激しく泣く、などいつもと違うと感じたら、それが風邪のサインなのかもしれません。ただ体調が悪すぎると泣く元気さえ出ないことだって考えられます。いつもと様子が違う、ちょっと元気がないな、と思ったら小児科へ急ぎましょう。

体温が高い

赤ちゃんの平均体温は36.5度~37.5度。「いつもより赤ちゃんの体が熱い」とママが感じたら、風邪による発熱の疑いも。ただ赤ちゃんは、体温調整機能が未熟です。風邪でなくとも、まれに発熱することだってあります。特に暑い日などは、気温に影響されて体温も高くなりがちです。もし、いつもどおりご機嫌で元気があれば、しばらく様子を観察してから受診の判断をしましょう。

ミルクの飲みが悪い・嘔吐

ミルクの飲み具合にも体調の良し悪しはあらわれます。いつもより飲む量が少ない場合は風邪を引いているのかもしれません。また、風邪がひどくなった場合にもあらわれるのが嘔吐の症状です。嘔吐に加え、顔色が悪かったり、元気がない場合には小児科を受診してください。

その吐き戻し大丈夫? 風邪の嘔吐と吐き戻しってどう違う?

ママならきっと誰もが経験したことのある赤ちゃんの吐き戻し。それもそのはず、赤ちゃんの吐き戻しは決して珍しいことではありません。ただ、風邪による嘔吐は重症化のサインです。風邪の嘔吐と単なる吐き戻し、その違いを見定めて早めに対処することが必要です。

ミルクの吐き戻しと風邪による嘔吐の違い

赤ちゃんの体が未発達のためにおこるのがミルクの吐き戻し。胃が逆流しやすい構造になっている赤ちゃんは、ゲップなどにつられてミルクをタラリと吐き戻すことが珍しくありません。

ただチェックしたいのは、その色です。吐いたものがミルクと同じ乳白色か透明な場合は心配ないのですが、黄色や黄緑などの場合はなんらかの病気の疑いがあります。また噴水のよう飛び出す吐き方をしたら、風邪がひどくなっているのかも。早めに小児科を受診しましょう。

これから本格的な風邪のシーズンに突入します。病院も患者さんでいっぱいです。むやみに病院へ連れて行くと他の病気をもらいかねません。熱は安静にしていれば下がることもあります。もし赤ちゃんに風邪らしい症状が出たとしても、機嫌がいいようならしばらくおうちで様子をみることをおすすめします。

参照/ 子供の病気の予防方法と対処方法「赤ちゃんの病気 早期発見のために」
こそだてハック「赤ちゃんが吐く!嘔吐・吐き戻しの原因と対処法は?透明なら大丈夫?」

mamaPRESS編集部

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