2017.06.14
無料でママも安心!子ども向け『YouTube Kids』をさっそく使ってみた!
スマホ育児が問題視されている中、それでもやっぱり、家事をしているときなど、手が離せないときには頼りになる“スマホ”。中でも、子ども向けの番組もたくさんある『YouTube』はママからもキッズからも大人気ですよね。
そのYouTubeから子ども向けのアプリが誕生したんです♪
子ども向けに特化した動画アプリ『YouTube Kids』とは?
『YouTube Kids』とは、動画配信サイトでお馴染み『YouTube』のキッズ向け番組だけを集めて配信するアプリです。利用料は無料で、アプリをダウンロードすればスマホやタブレット端末などで視聴することができます。
対象年齢が2~10歳ということもあって、アイコンが目立ちやすいデザインになっていたり、操作画面がシンプルな表示になっていたりと、子どもが自分で使いやすいように工夫が随所にされているのが特徴です。
どんな番組が見られる?
『YouTube Kids』では、“アニメ・ドラマ”、“おんがく”、“まなぶ”、“はっけん”の4つのカテゴリーが用意されています。みんながよく知っている有名アニメの公式チャンネルも多く、子どもだけではなく大人まで楽しめちゃいそうな番組ラインナップなんですよ。
例えば、“アニメ・ドラマ”のカテゴリーでは、『しまじろうチャンネル』や『ひつじのショーンチャンネル』があり、それぞれアップされているストーリーの中から好きものを選んで視聴することができます。
また“おんがく”では童謡や手遊びうたの動画だけではなく、『プリキュア公式YouTubeチャンネル』でプリキュアたちによるアニメのオープニング主題歌のダンスレッスン映像もあって、親子で一緒に楽しむこともできちゃいそう♪
さらに“まなぶ”では、動物クイズや英語のうた、そして“はっけん”では工場見学や絵本の読み聞かせといったいろいろな番組が盛りだくさんなんです。
利用制限も可能なのでママも安心!アプリの便利機能
楽しく使えそうな『YouTube Kids』ですが、やっぱり子どもに視聴させるには、視聴時間など、気になることもたくさんありますよね。しかし、その点も安心。
『YouTube Kids』には、パスワード設定やタイマー機能なども備わっていて、保護者が検索機能や視聴時間などを管理することができるんです。
また、クロームキャストやAppleTVなどでテレビにつなげて視聴することもできますよ。こんなふうに視聴を管理できるのは、小さな子をもつ親としては助かりますよね。
実際に使ってみた!
『YouTube Kids』をさっそく我が家でも使ってみました。私の子どもは現在2歳。少し年齢が大きい子なら自分でスマホ操作ができますが、うちの子はまだスマホを扱えないので、私が操作しながら見せてみました。
まずは絵本が好きなので、“まなぶ”のジャンルから昔話を見せてみました。ところが、反応はいまいち。童話はすぐに飽きてしまいました…。
それならばと、今度は“おんがく”から色鮮やかなアニメーションとノリノリの音楽が楽しいミュージック映像をチョイス。
すると、気に入った様子で、子ども自ら手を伸ばしてスマホをわしづかみ(笑)! 私からスマホを奪い取る勢いで音楽に聴き入っていました。
ただ、ここで1点気付いたことが…。それは“画面の操作ロック”です。小さな子だとスマホの操作感覚が分からないので意図しないタッチで違う画面に代わってしまったり、思いもよらない操作をしたりすることがありますよね。
しかし、『YouTube Kids』内には、誤操作を防ぐための設定が見当たりませんでした。そのため、小さな子に渡す場合は、もともとスマホに備わっている操作ロック機能を併用するか、操作ロックのアプリを別にダウンロードして併用する必要がありそうです。
番組がたくさんあると、子どもの気分や好みに合わせて選べるので、急いで家事を済ませたいときなど、いざというときには本当に助かりますね。
『YouTube Kids』で視聴制限のタイマーを作動させ、さらに操作ロックをかけてから子どもが見える位置にスマホを固定しておけば、子どもが音楽に夢中になっている間に、私は様子をうかがいながら家事も済ませることができそう。
ちなみに、設定した視聴時間になると自動的に動画再生が終了し、保護者がパスワードを確認しないと動画操作ができないようになっていました。これならつい動画を長い時間見せてしまうなんてことも防げそうですよね。
ただここでもちょっと気になる点が。筆者が試したところ、視聴時間が過ぎて動画が見られなくなっても、いったん『YouTube Kids』アプリを閉じて、スマホのアプリ履歴から『YouTube Kids』アプリを終了させ、再び『YouTube Kids』アプリを起動すると、普通に動画操作ができるようになっていました。
ひょっとするとスマホ操作に慣れている子には、あまり視聴タイマーは頼りにならないかもしれませんね。
いずれにしても、子ども向けの動画に限定してくれるのはとっても便利! 1日1時間などと制限を決めて、賢く使いたいですね!
TOP PHOTO/George Rudy/ShutterStock
参照/
YouTube「YouTube Kids」
ケータイ Watch「子供向けYouTubeアプリ、「YouTube Kids」提供開始」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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