ムネ肉を極限まで柔らかく！ジューシーから揚げの秘訣

お買い得な鶏の『ムネ肉』はパサパサしがちだったけど、ふっくらさせる裏ワザがあった♥

コスパが最高の鶏のムネ肉。買ったはいいけど、「このパサパサ感、マジですか・・」と落胆した経験のあるかた！たったひと手間で劇的にお肉がふっくらジューシーに仕上がる裏ワザがあるんです！今回は夕飯メニューの王道、『から揚げ』をひと手間を駆使して作ってみたいと思います。

『胸肉』が美味しくなる3大理由

肉に水分をまとわせ、ジューシー感アップ
フォークで刺すことで内部にも水分を含ませる
最初は低温、最後は高温で外側サックリ

「鶏のムネ肉から揚げ」レシピ

【材料4人分】

• 鶏の胸肉　 3枚
• しょうゆ　　　大さじ1.5
• 酒　　　　　　大さじ3
• ごま油　　　大さじ1.5
• 片栗粉　　　適量
• 小麦粉 　　適量
  ※片栗粉だけにすると「竜田揚げ」っぽくなります。

【作り方】

①ムネ肉を一口大に切り、フォークでブスブス刺しておく。ボールに胸肉をいれて肉がひたるくらいの水をいれたら20分以上おく（1時間放置しても平気でした！）。

②水からだした胸肉の水けを軽くとり、密閉できる袋に1と調味料をいれて20分以上おきます（つけダレは何でもいいのでお好みのレシピを参考にしてください）。

③片栗粉＆小麦粉を適量あわせた衣を2をつけて160～170度の油で3分ほど、最後に180度に温度を上げて1～2分揚げる（片栗粉だけでもOK）。

調理前に水につけるこのたった1つの工程で、ムネ肉のパサパサ感が見事に解消！身がふっくらしてとても食べやすくなるんです。水につけずに作ったものと比べてみると、本当に違いがよく分かります。時間はかかるけど、お金はかからないので毎回この『水漬け』を習慣にしてみてください！

ムネ肉はモモ肉に比べるとかなり低価格。家計にやさしいお肉の代表格なので、から揚げのみならずチキンソテーやシチュー、鍋にとこれからの季節にじゃんじゃん登場させたいですね！

（料理制作・文／安田歩美）