2013.06.17
変質者は平日に現れやすい!習得させたい『子ども護身術』
ママが子に伝えられる
簡潔にまとめるとこう!
1★「危機意識」は
1☆普段からしっかり持たせる
2★護身術は
3☆ノウハウ・格闘技・護身グッズの
3☆3セットで安心!
3★いざという時に使えるよう
3☆使い方と約束の確認を!
連れ去りや暴行など、変質者による子どもの被害が増えていますよね。親がつきっきりでもいられませんから、体の小さな子どもでもできる「身を守る術」は、きちんと教えておきたいところ。
「護身術=武道」のイメージですが、護身の基本は「日常生活で極力危険を避ける」こと。知らない人についていかないのはもちろん、集団下校、夜道は歩かない、遠くても人通りの多い道を選ぶなど、極力危険を避けた生活を心掛けましょう。過去の事件の統計によると、子どもに対しての変質者は圧倒的に平日の道路上に現れています。つまり、親の目が届きにくい通学路ということです。
出典:愛知県警察
一方でちょっとした油断が事件に繋がることも多いですから、子どもにしっかり「危機意識」を持たせることも大切です。
護身に大事なのは
〝ノウハウ・格闘技・護身グッズ〟
具体的な護身術としては、『ノウハウ』『格闘技』『護身グッズ』の3セットが基本です。
1:危険を防ぐためのノウハウ
まずは危険から逃げ出す、助けを求めるための『ノウハウ』を知ること。護身術教室や地域の警察が行う無料講習で学べるので、子どもと一緒に足を運んでみましょう。
2:実技なら格闘技
さらに実戦で護身できる『格闘技』。合気道、柔道、空手、ボクシングなど、子供が習っていると安心ですよね。手軽なところで、まずはDVD教材から学ぶこともできます。また、男の子なら体力を活用した空手やキックボクシング、女の子なら相手の力を利用して攻撃できる合気道など、子どもの性別や体格によって1番護身に優れたものを習うと効果的。
3:今や常識の護身グッズ
日常的に必携なのが「護身グッズ」。1番便利なのが防犯ブザー。リストバンドなど、とっさに使えるタイプを選びましょう。どんな相手でもひるませることができる、催涙スプレーも便利 。一見分かりにくいものも、最近は増えています。東急ハンズやホームセンターで実際に見てみるといいでしょう。
便利な護身グッズですが、いざという時に使い方を忘れたり、使用をためらう子も多いもの。「場所・使い方・タイミング」を普段から確認し、「恐いと思ったらためらわず使う」と約束しておきましょう。大事なわが子、絶対に守ってあげましょう!
※TOP画像はイメージです。企画とは直接関係ありません
(取材・文/宮野茉莉子)