自分にぴったりの自転車が見つかる！『電動アシスト自転車』の選びかた

ちょっとした買い物や通園などに便利な子ども乗せ自転車。中でも電動アシストのついたタイプは坂道の移動も楽々とあって、購入を考えているママも多いのではないでしょうか。

高い買い物なだけに、後悔や失敗は絶対にしたくない！　そんなママのために、自分にぴったりの電動アシスト自転車の選び方をご紹介します。

選び方1）子どもの人数や体重、家族構成から何人乗りにするか考える

まず、子どもの人数で考えます。自転車に乗せる子どもが1人だけなら“2人乗りタイプ”、前後に2人乗せるのなら“3人乗りタイプ”を選ぶことになりますね。

一人っ子の場合やきょうだいがいても、年齢が離れているなら2人乗りタイプがおすすめ。年齢の近いきょうだいがいるなら3人乗りを選ぶ方が無難です。子どもの年齢や今後の出産の予定も考えて、何人乗りの自転車にするかを決めます。

選び方2）子どもは前に乗せる？後ろに乗せる？自転車のタイプを決める

子どもを前に乗せるか後ろに乗せるかによっても、メリットとデメリットがそれぞれにあります。どちらに乗せようか迷ったら参考にしてみてくださいね。

前に乗せるタイプ

出典：Amazon

子どもの様子がよく見えるので何かと安心です。また、子どもは周りの景色がよく見えて喜んで乗ってくれることも多いのもメリットです。デメリットとしては、子どもの重みでハンドルを取られるので多少ふらつきやすい点。子どもを乗せる目安は1～3歳頃までです。

子どもが大きくなったあと、前に取りつけるチャイルドシートが取り外せない場合もあるので、その点もよく確認してから購入するようにしましょう。

後ろに乗せるタイプ

出典：Amazon

前に乗せるタイプのシートに比べて、後ろのシートは子どもがある程度大きくなっても長い期間乗せることができます。雨風の影響が少ないのもメリット。デメリットとしては子どもの様子が分かりにくい点です。2歳以降を目安に乗せるようにしましょう。

選び方3）タイヤのサイズやバッテリーの選び方

最近はタイヤのサイズが小さく、見た目もおしゃれな電動アシスト自転車が多いですね。タイヤのサイズによっての違いも比較してみましょう。

20インチ

ママの身長が低くても乗り降りしやすく、子どものシートへの乗せ降ろしも楽です。重心が低いため安定した走行ができるのと、操作性や取り扱いも楽なのがメリットです。小柄なママにおすすめ！

26インチ

タイヤが大きいためひと漕ぎで進む距離が長いのがメリット。子どもが大きくなったら、普通の電動アシスト自転車として違和感なく使えます。パパと兼用はこちらが人気。

前輪と後輪の大きさが同じ自転車が定番ですが、前輪と後輪のタイヤの大きさや幅が違うものも出てきています。

電動アシスト自転車は高い買い物ですし、実際に試乗してみるのが一番です。購入前に試乗ができるお店で試してから検討してみてくださいね。ちなみに、集合住宅などの駐輪場がレールタイプの場合、タイヤの幅によっては入らない場合もあるので事前に確認しておきましょう。

またバッテリーですが、容量が大きくなればなるほど一度に長い距離を走ることができますが、その分車体の値段も高くなる傾向にあります。こちらも踏まえて、自分の生活スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

選び方4）安全基準を満たしているもの選ぶ！

出典：自転車協会BAA

購入する際に絶対に確認しておきたいのが“きちんと安全基準を満たしているか”ということ。子どもを2人乗せて走っても安全と認められた製品には『幼児2人同乗基準適合車・BAAマーク』が付けられています。

また、道路交通法の規定に適合していて、国家公安委員会の型式認定を取得している製品には『型式認定済みマーク』も取り付けられています。子どもとママの安全を守るためにも必ずチェックするようにしましょう！

今は電動アシスト自転車もさまざまなメーカーから販売されています。せっかくなら本当に気に入った自転車を大切に使いたいですよね。参考にしてみてくださいね♪

TOP PHOTO／mimagephotography／shutterstock
参照／ サイクルベースあさひ「サイクルベースあさひで叶う子ども乗せ電動アシスト自転車のかしこい選び方ガイド」
Tokyo－Bicycle「電動アシスト自転車選びのポイント」
ブリヂストン「電動アシスト自転車　安心、安全にお乗りいただくために」
AllAbout暮らし「電動アシスト自転車の選び方の5つのポイント」