2018.07.16
体力、運動能力の向上に最適!子供の外遊びは『フィールドアスレチック』がおすすめ!
体全体を使って楽しめるフィールドアスレチックが大好き!というお子さんも多いのではないでしょうか。フィールドアスレチックは楽しいだけではなく、幼児期の運動能力向上にも良い効果が期待できます。
そこで今回は、幼児期の外遊びがもたらす影響をはじめ、親子で楽しめる関東のフィールドアスレチックスポットをご紹介します。
多様な動きが体験できる!フィールドアスレチックを楽しもう!
フィールドアスレチックは、地形や木立などの自然な環境を利用して作った遊具で遊ぶことをいいます。スポーツのひとつと捉えることもできますね。丸太や綱などの自然素材を中心に作られた遊具には、丸太渡りや、ターザンロープ、雲梯(うんてい)などさまざまな種類があります。
設置された遊具で楽しく遊びながら、筋力アップをしたり平衡感覚を養ってくれたりと、幼児期~小学校低学年の子供の外遊びにぴったりです。多様な動きを体験できて、子供だけでなく大人も一緒に楽しめるという魅力もあります。
幼児期の外遊びがもたらす影響
スポーツ庁の調査によると、“幼児期に野外で遊ぶ時間が長い子どもほど、体力や運動能力も高い”という結果が明らかになっています。
しかも、生活に必要な多様な動きを身につけられたり、コミュニケーション能力がアップしたりするほか、自発性・積極性の面でもよい影響が出るのだとか。
▼関連記事 ならいごとキッズ「スポーツ庁が提唱するおすすめの遊び方とは!?子供の外遊びがもたらす影響が侮れない!」
外遊びをする際に押さえておきたいポイントは3つ。
- いろいろな動きを取り入れる
- 発達の特性に合わせた遊びを選ぶ
- 親子で楽しむ
フィールドアスレチックはこれらすべてのポイントをクリアしているのが大きな魅力。ぜひ上手に外遊びに取り入れたいですね。
利用の際に注意したいポイントは、落下したり転んだりなどのケガをしないように、大人がしっかりと見てあげること。この点に気をつければ、フィールドアスレチックは、子供が普段体験できないような全身の動きや高い場所にチャレンジするよい機会になることでしょう。
親子で楽しめる関東にあるおすすめのフィールドアスレチック
関東にあるおすすめのフィールドアスレチックを4ヶ所ご紹介します。
平和の森公園フィールドアスレチック(東京都大田区)
大田区が管理する、平和の森公園内にある40種類の遊具が揃ったフィールドアスレチックです。未就学児の場合は、幼児の場合は、無料の幼児用のアスレチックがあるので、そちらを利用しましょう。
公式サイトはこちら
フィールドアスレチック 横浜つくし野コース(神奈川県横浜市)
起伏に富んだ地形を生かして、森や池などに50基のアスレチック遊具が設置されています。コースとは別に、ターザンロープやロングトンネル滑り台など楽しい遊具が揃ったエリア『トムソーヤ 冒険の森』もあり、小さな子供でも楽しめるようになっています。
公式サイトはこちら
清水公園フィールドアスレチック (千葉県野田市)
清水公園内にあるフィールドアスレチック。コースは、チャレンジコース・冒険コース・水上コースの3つで、合わせて100のチェックポイントがあります。小学生以上を対象としていますが、全100ポイントのうち31ヶ所は未就学児も遊べます。
公式サイトはこちら
フォレストアドベンチャー・小田原(神奈川県小田原市)
アドベンチャーコース・ディスカバリーコース・キャノピーコース・キッズコースの4つのコースがある森をそのまま活かしたフィールドアスレチックです。各コースに、身長や体重の利用条件が設けられていますが、身長90cm以上なら未就学児もキッズコースで楽しむことができます。
各コースの利用条件は、事前によくチェックしておきましょう。
公式サイトはこちら
フィールドアスレチックは、ふだんはできない全身運動ができる、楽しいスポーツです。たまには親子水入らず、自然の中で思う存分体を動かして、さわやかな汗をかいてみてはいかがでしょう。
TOP PHOTO/Oksana Shufrych/Shutterstock
参照/
サンケイニュース「幼児期の運動、ポイントはスポーツ庁がガイドブック」
スポーツ庁「幼児期の運動に関する指導参考資料[ガイドブック]第2集」
関連コラム
▶スポーツ庁が提唱するおすすめの遊び方とは!?子供の外遊びがもたらす影響が侮れない!
▶コミュニケーション力や五感が育つ『ネイチャーゲーム』で子どもと遊ぼう!
▶朝の身支度も自らスムーズに!子供の『見通し力・段取り力』を育むコツ
▶子供が運動嫌いにならないために!秋にぴったりのスポーツとは?
記事提供:ならいごとキッズ マガジン