2018.09.23
思いやりのある子に育つ!子どもに特に教えておきたい3大『キッズマナー』とは?
あいさつや言葉づかいなどのマナーがしっかりと身についている子どもは、誰とでも気持ちのよいコミュニケーションが取れますよね。つまり、マナーを覚えることは円滑な人間関係の土台ともいえるでしょう。
最近では『キッズマナー』を教えるインストラクターも登場するなど、ママたちからの注目の高さもうかがえます。では、子どもが特に身につけるべきマナーとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
『キッズマナー』はどうして必要?
思い出してみてほしいのですが、ママたちが子どもの頃、自分を取り巻く社会の環境はどうでしたか? おそらくご近所の方など、ほかの大人との交流が今の社会よりも多く、自然とマナーや礼儀などを教わる機会が多かったのではないでしょうか。
しかし、今の社会は人と人とのつながりが希薄になり、核家族化も進んでいて、子どもにマナーを教えるのは親だけ、という家庭も珍しくありません。
正しいマナーを身につけることにより、コミュニケーションが円滑になるだけでなく、自信をもって何かを決断したり、正しいことを判断したりする力も身につくんですよ。
ぜひ正しいマナーを子どもに身につけさせ、将来困ることのないようにしてあげたいですね。
子どもに身につけさせたい“3大キッズマナー”とは
キッズマナーの中でも、特にこれだけは身につけさせたいという重要なものが3つあります。どれも基本的なものなので、しっかりポイントを押さえておきましょう!
1.公共の場でのマナー
多くの人が集まる公共の場は、もっともマナーが求められるといってもいい場所ですよね。
例えば、道路を歩くときには信号を守る、飛び出さない、横断歩道を渡るなど、危険を避けるための基本的なルール以外にも、道いっぱいに広がって歩かない、ごみのポイ捨てをしないなどのマナーもとても重要です。
また、目の不自由な人が安全に歩けるように作られた『点字ブロック』の役割についても、子どもにしっかり教えてあげるとよいでしょう。
電車やバスなどの乗り物では、大きな声ではしゃいだりしない、乗り降りの順番をきちんと守る、席を占領しない(お年寄りや体の不自由な方には席を譲る)など、思いやりのマナーも身につけたいですね。
『優先席』は体の不自由な人、高齢者、妊婦、乳幼児連れなどの方が優先して座る席であることも教えてあげましょう。
イベントなど多くの人が集まる場所では、騒がず静かに待つことなどのほかにも、大人の近くから離れないなど、迷子にならないような過ごし方を教えておく必要もあります。
他人に迷惑をかけないということに加えて、“子どもの安全”にもつながるので、しっかり教えておきましょう。
2.ご飯を食べるときのマナー
食事中のマナー違反は、一緒に食事をしている人たちをとても不快な気分にさせてしまい、せっかく楽しく過ごしていても、その場の雰囲気を壊してしまいます。
口に物が入っているときにはしゃべらない、クチャクチャと音を立てて食べない、ゲップやおならをしない、下品なことを話さないというのは、世界共通ともいえる食事中の基本マナーです。
3.よそのおうちにお邪魔するときのマナー
小学生くらいになると、子どもだけでよそのお家に遊びに行く機会も増えてきます。おうちに上がらせてもらうときには、脱いだ靴をちゃんと揃えて、「お邪魔します」「お邪魔しました」といったあいさつをきちんと言える子であってほしいですね。
家に入ってからも、勝手に物を触ったり、冷蔵庫の中をのぞくなどということはあってはならないこと。帰る前にはきちんと片づけをすませてからというのも教えておく必要があります。
帰宅後には、よそのおうちでの出来事をちゃんと話してくれるところまでできたら満点です。
マナーは、子どもが小さい頃からママや周りの大人たちが教えて身につけるもの。小さいうちはできなくても仕方のないこともあるかもしれませんが、放置せずにしっかりと根気強く教え続けていくことが大切です。
自分だけでなく、相手のことを思いやる気持ちがマナー。正しく身につけて、周りの人から愛される子どもになってほしいものですね。
PHOTO/Photographee.eu/shutterstock
参照/
WAMORE「思いやりの心を伝える、キッズマナーに関する資格とは?」
プラスカルチャー「【全8回】キッズマナー」
あんふぁんWeb「5ステップでお悩み解消! 子どものおでかけマナー」
日経DUAL「幼児期のマナー教育は、将来を大きく左右する」
エメトレ!「ルールやマナーを守る子供に|周りから愛される子を育てよう」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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