2023.11.08
「忙しい」を理由にしない!パパとの10秒のふれあいが子どもを伸ばすって知ってた?
男の人が稼ぎ、女の人が家のことをしていた昔に比べると、今は育児に参加するパパが増えましたよね。
その一方、仕事が忙しく、なかなか子どもとの時間を取れないというパパがまだまだ多いのが現状。
でも、“忙しさ”を理由に子どもとのコミュニケーションをないがしろにするのはとても残念!残念パパといえるでしょう。
まとまった時間を取れないというパパでも大丈夫!ほんのわずかな間でも子どもとふれあうことで、子どもの成長に良い影響を与えるんだそうですよ♪
たった3分でも、パパとの会話は子どもを伸ばすチャンス!
参照:写真AC人類学者でコネチカット大学研究所長でもあるロナルド・ローナー氏の調査によると、“父親の愛情を多く感じて成長した子どもは、幸福感や人生の充実感をより得られる傾向にある”という結果がでたそうです。
逆に、父親からの愛情や承認を感じられずに育った子どもは、敵対的で攻撃的、感情に不安定といった兆候がみられるようです。
また、パパがちゃんと育児に関わっている子どもは、自己肯定感が強い・性格が穏やか・癇癪を起こしにくい・チャレンジ精神が旺盛・成績が優秀などの良い傾向がみられたそうです。
忙しくてなかなか時間が取れないというパパでも、できるだけ子どもとふれあえるように意識してみることはとても大切なことがわかりましたね。
もしパパが「子どもと触れあう機会はまったくないけど、愛情は伝わっているはず」「お金を稼いで不自由な思いをさせないのが子どもに対する愛情表現だ」と思っていたら、それは単なる独りよがりかもしれませんよ…!父親の愛情を子どもに感じてもらうには、積極的に育児に関わっていくことが大切です。
たったの10秒でもOK!時間よりも回数の方が大切!
参照:写真ACそれでも、「子どもとふれあう、たった数時間さえ確保できない」という忙しいパパもいるでしょう。そんなご家庭に素晴らしいお知らせがあります! “スーパー保育士”の異名を持つ原坂一郎氏によると、たとえ10秒であっても、パパとのふれあいは子どもに良い影響を与えることができるのだそう!
子どもをギュッと抱きしめてあげる、ちょっとした言葉をかわす…それが10秒というわずかな時間であっても、子どもにとっては「抱きしめてもらった」「遊んでもらった」ということ自体が嬉しい記憶として心に残るのです。また短時間でも子どもとふれあうことで、「忙しいパパが自分のために時間を使ってくれた」と無意識に感じるものです!
そしてそんな幸せな記憶は、時間よりも回数の方が大切なんだそうですよ!
今日から実践!忙しいパパにおすすめのふれあいアイデア
参照:写真ACでも、実際にどうやって子どもとふれあえばいいの?と戸惑うパパもいるかもしれません。そんなパパのために、具体的なアイデアをいくつかご紹介しますね。
○朝「今日も会えてうれしいよ」と声をかける
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、子どもが朝目覚めたら「おはよう」と声をかけたうえで、「今日も会えてうれしいよ」と声をかけてみてはいかがでしょうか。
繰り返し伝えることで、子どもは「自分は大切に思われている」「必要とされている」と感じ、自己肯定感が強くなるでしょう。
○子どもとパパだけの“内緒”を作る
子どもは“秘密”が大好き。例えば、一緒に出かけたお散歩で美味しそうなお店を見つけた、綺麗なお花が咲いていたなどの発見があったとします。そこで「これはママには内緒ね、パパと〇〇だけの秘密にしようね!」と声をかけてあげるのです。
何気ない出来事でも特別な体験に変わりますし、秘密の共有という特別な思い出になりますね。また、ママへのプレゼントをパパとこっそり考えて“ママには内緒”にするのも素敵です!
ですが、してしまった悪いことを“ママには内緒”にするのはやめましょう。2人で素直に謝るのが大事です。2人でママに謝ったという出来事も、子どもが成長し、後から思い返せば良い思い出になるでしょう♪
○字を読めるようになったら交換日記で日常を共有するのも◎
子どもが字を読めるようになってきたら、交換日記をしてみるのもおすすめです。普段なかなか顔を会わせられないパパでも、子どもは日記を通じてパパの存在感をしっかりと感じることができるはず。
内容はささいなことで大丈夫。「パパは今日のお昼ご飯に○○を食べたよ!」とか、「今日はどんなことをして遊んだの?」といった感じでOK!
○出張先でビデオ通話をする
出張が多いパパや単身赴任中のパパは、夜のちょっとした空き時間を使ってビデオ通話をしてみては?お互いに顔を見ながら話ができるので、子どもも大喜びでしょう♪
実際に話をしなくても、家の中が見えるようにつないだままにしておけば、同じ空間にいるような気持ちを味わえますよ^^
子どもと関わるというのは一見難しいように思いますが、案外ささいなことでも喜んでくれます!「パパはいや!」と言われてしまったりするかもしれませんが、めげずに接していくことが大切です♪
また、仕事が忙しいと家に帰った後はゆっくりしたいと思ってしまいますが、少しずつでいいので子どもとふれあう時間を作ってあげてください♪ なかなか家に帰れないパパも、今は簡単に連絡が取れる時代です!ほんのわずかでも会話したら子どもはきっと大喜びでしょう。
参照 ベネッセ教育情報サイト「10秒でいい?スーパー保育士が教える“伸びる子育て”の秘訣」SHINGA FARM「短い時間でも子どもの心にパパの存在感を刻み込むマジックワード【理想のパパになる 第1回」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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